青年期の特徴
シュプランガーは青年期について「人間の一生の中で、青年期のように強く理解されたいと求めている時間はない。青年は、ただ深い理解によってのみ救われる」と指摘しています。
そして
「青年期の人間ほど、理解を求める人間は他にはいない」というのは真実である。権威をいたずらにひけらかしたり、訳知り顔をして機嫌を取ることは、青年が真に求めることではない。一途に求めているのは、理解されることである。そういう心を抱き続けながら、生きているのが、青年期の特徴である。
『理解しやすい倫理』より
これは青年期だけではなく、どの年代にも共通だと思いますし、誰もがそう感じているのではないでしょうか。しかし、なかなかそのように応じられないものですね。意識していれば少しは違うと思いますので、人は誰でも「理解されたい」と想っているということを。
(おなけん)
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