カテゴリー「ロゴセラピー」の記事

精神的な病気の形成について

「病歴がどのように作られてゆくか(病状形成)」は、病気そのものの経過(病状経過)とはまったく別個のものです。病状形成については、クライエントが「病気に対してどのような態度をとっているか」と表現できます。

現在の生活状況についてみても、単に今までの人生の積み重ねの結果なのではなく、その人が今まで過去の人生に対してどのような態度をとってきたかと表現できます。

危機というのは、私たちがどんな運命を背負って生きているかということに関連するのではなく、この運命に対してどのように相対しているかということに関係しているのです。何かが起こったことに対して、私たちがこれをどのようにとらえるか、どのようにこれを体験するか、そしてこれをどのように乗り越えるか、という態度が、危機に陥るかどうかの決め手になるということです。

『危機の克服と予防』を参考・引用

自分が人生を選択しています。ああならない、こうならないと嘆くよりも、自分や周囲からの声を聞いて、未来を切り開いていきたいと思います。


(おなけん)

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ロゴセラピーの基本理念

フランクルによって創始されたロゴセラピーの基本理念は三つあります。

①人間の意志は自由である。

②人間は誰でも意味への意志をもっている。

③いかなる状況にあっても人生には意味がある。

①の自由の意思は、好きなことをもとめる「快楽への意思」や、相手を支配したり、影響を与える「権力への意思」とは異なります。「自由の意思」とは、何か意味のあること、価値のあることを実現させようとする意思のことです。

自分の良心に基づいた行動、それが自由の意思に基づいた行動なのです。現実には良心に基づいた行動がとれずに、あきらめたり、避けたりすることがあります。またそれに反する行動をとることもあります。

私たちの行動には意味があり、もともと意味が付与されているのです。意味を求めるのではなく、意味は与えられているものとして生きることが大切といえます。

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