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カテゴリー「ハーブ&スパイス」の記事

ハーブ好き ~リンデン~

6月下旬、この季節は私にとって特別な、大切な思い出があります。ちょうど2年前、それまで15年間勤めた会社を退職し、そのまま主人の出張に同行して2ヶ月間、スイスに滞在しました。海外は初めての私が、いきなりスイスに2ヶ月滞在したので、さすがに思い出の多い毎日となりました。そのときの話はまたご紹介しますね。

さて、ヨーロッパではこの季節、街のそこここに植えられた菩提樹の花が満開となります。スイスでも教会や街路樹としてたくさん植えられていました。風で揺れるたびに花の甘い香りがあたりに漂っていました。初夏、日本とは違って驚くほどに乾燥し、そして熱い日差しの中、菩提樹が作る木陰と隣にある泉が、不慣れな街を一人で歩く私をホッとさせてくれたことを思い出します。

「菩提樹」は、リンデン、あるいはライムフラワーとも言われ、和名ではセイヨウボダイジュ。葉と花(とても不思議な形、葉にお花が引っ付いているのです!包葉というらしい)はハーブティーでは「リンデンフラワー」としてすっかりお馴染みではないでしょうか。ハーブティー専門のお店で売られているので、その形をぜひ見てみてください。秋口にはハーブティーそのものの形をした花と葉がクルクルまわりながら落ちてきます。

リンデンフラワーのお茶は精神的に疲れた時、リラックスしたいときにぴったりです。鎮静作用が知られ、緊張や不安を感じている心と体に優しく届きます。偏頭痛持ちの私もこのお茶のお世話になっています。体に対しては発汗を促し、粘膜を整える効果も期待でき、風邪をひいたときにも良いようです。香りが柔らかなので、カモミールやレモンバームなど他のハーブとのブレンドもお勧めです。

スイスで撮影した菩提樹の花が満開の写真を載せてみます。優しい甘い香りの情景を少しでも感じていただければよいのですが。

(Yokkori)

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スパイス好き ~フィファーチ~

今日は、初スパイスの紹介です。お気に入りのスパイスをぜひ皆様にもお試しいただきたく、書いてみることにしました。
その名は「フィファーチ」!沖縄、八重山諸島の特産です。ヒバーチとかヒハツなど言い方もさまざまなようですね。「
島こしょう」って普通には言うのでしょうか。沖縄物産店がお近くにあれば扱っている確立が高いと思います。

熱帯原産のコショウ属に属し、ヒハツモドキ(ジャワナガコショウ)という名なのだそうですが、沖縄では栽培のほかに自生しているものもあるとか。

島こしょうというだけに、使用目的はズバリ「こしょう」代わり。沖縄と聞けば有名な「チャンプルー」がありますが、我が家でも「チャンプルー」にはもはや欠かせない調味料です。「チャンプルー」でなくとも野菜炒めやチャーハンなどと相性が○です。では普通の「こしょう」とどう違うのか?といいますと、味はマイルドで、甘い香りが特徴です。…そうですね、「ハッカク」とか「アニス」を思わせるような、ほんのり甘い香りです。そんな香りがこの時期の食欲をそそります。沖縄の香辛料といえば、つい、あの島唐辛子を泡盛と一緒にビンに詰めた「コーレーグース」を思い出しますが、島こしょうも有名で、料理を問わず、日常的に使われるスパイスなのだそうです。

沖縄の家庭料理が人気者になって、身近な場所でいろいろな食材も手に入るようになりました。夏を前にゴーヤや麩を使って、お野菜たっぷり、ほんのりスパイシーな「チャンプルー」を作って、スタミナをつけておきませんか?

(Yokkori)

ハーブ好き ~ディル~

最近の関東地方は雨が多いせいか、ズボラな私の撒きを期待せずとも、雨の水分をしっかり吸ってグングン伸びてくれています。最近ではベランダ野菜にアブラムシが増殖し、ハモグリバエの子供が葉に白い線を描きながら住まっております。虫達にとっても美味しい季節なのでしょうね。

さて今日は大好きなディルを紹介します。市販されているピクルスのビンに何やら小さな種や細い葉、ほうき状の花が入っているのをご存知なのでは?これです。でもね、ピクルスだけではないのですよ。

ディル(イノンドとも言います):セリ科の1年草。地中海沿岸~中央アジア原産。葉、花、種子のどれもが使えます。セリらしい独特のさわやかな&甘い香りが交じり合い、キッチンでは広い範囲に活躍してくれるハーブです。

使い方:ポピュラーなのは、その独特な芳香を用いたピクルスの香り付け。未成熟の種、あるいは黄色い小さな花はもっとも香りが良く、口に入れると甘い香りがします。種子には辛味もあります。また、ポテトサラダやサーモンのマリネに葉や種を散らしたり、その時に使うビネガーやオリーブオイルに入れて香りを移すこともできます。葉、種はドライも市販されていますが、葉はフレッシュが一番です。シンプルな生野菜のサラダに混ぜ込んでも良いですね。もちろんトッピングだけでも良いですね。細い葉を刻んだり、指でちぎって、パスタに散らして彩りにすることもOK。とにかく使い道はアイデア次第で広がります。種はミネラルが豊富で、消化を助け、腸内ガス、胃痛や不眠などの緩和も。

育て方:種から育てます。移植を嫌うので、プランターに直播、発芽させてから間引きします。肥沃な土地と十分な日光を好みます。

細い茎ですっと伸び、糸のような葉や小さな花が風に揺れている様子を見たり、葉にそっと触れて柔らかい感触を感じているのも良いものです。
(Yokkori)

ハーブ好き ~バジル~

5月も中旬ですね、さあバジルを植えましょう。人気者のハーブ、バジルはパスタソースやピッツァのトッピングでお馴染みですね。これから気温の上昇に合わせてぐんぐん育つ葉からはクローブのようなスパイシー&ほんのり甘い香りが…食欲がわきます。

バジル(イタリアではバジリコ、和名ではメボウキ):シソ科の一年草。イタリア料理によく登場して人気ですが実はインド・アジアの熱帯原産です。いろんな種類があるのですが、よく目にするのはスイートバジルですね。

使い方(精油以外):フレッシュで使うのが一番のお勧めです。スーパーでもフレッシュで売られています。ベランダのプランターでも、1~2株あれば何かと使えます。我が家では1週間おきに若い葉を枝ごと摘んで、お昼のパスタに入れます。…なんて贅沢なんでしょうか。量はたくさん無くてもOK。普段使う市販のバジルソースで作ったパスタに香り付けに加える程度でも十分に楽しめるものなんです。トマトソースにトッピングなど、ごくシンプルないただき方もあり、皆さんの創造力次第で、手のひらに乗る程度の量でとても美味しいパスタができます。たまに、「こりゃ、レストランより美味しいかも!」なーんて、独り言をつぶやいたりして。ちょっぴり手を加えて「美味しい!」って食べる、そんな食事は体だけではなく私達の心にも栄養になります。

育て方:普段は種まきして、数枚葉が出たところで間引き(もちろん、これもいただくのですが。)、間隔を適度に空けて定植。だんだんと丸みのある、ふっくらした葉が茂るようになり、嬉しくなります。また、今の時期でしたらホームセンターで本葉が数枚でた苗が安く売られていると思います。苗から育てれば育ちも早くて嬉しいですね。私はたまにさし芽でも増やしたりしちゃいます。熱帯のアジア原産ですので肥沃な土壌を好みます。普段から、葉を枝ごと摘んで使うようにすればコンモリと、香りよく柔らかい葉を長く楽しめます。花をつける前に摘むのがポイントでしょうか。夏が過ぎる頃には根元が茶色く木化して、花が咲き、葉はやや硬く小さくなってきます。そんな頃はまた来年だねーと、花を見せてもらうことにしています。

今日は美味しいバジルをテーマにして「食」まっしぐらに走ってしまいましたが、食は心につながっています。ぜひ大切にしたいものですね。

(Yokkori)

ハーブ好き ~ミント~

今日はハーブとしてはとても身近な存在、ミントをご紹介します。ミントにはいろいろな種類があり、香りもさまざまです。ミントの香りは気分を爽やかにしてリラックスさせてくれます。

ミント(和名ではハッカ〈薄荷〉):シソ科の多年草。ユーラシア大陸の原産といわれます。交配しやすいためか種類は相当多いのですが、ポピュラーなものはペパーミント、スペアミント、アップルミントでしょうか。

使い方(精油以外):上記3種はいずれもフレッシュで使えます。最近はスーパーマーケットでも枝で販売されています。爽快な香りはペパーミントが強く、スペアミントは少し優しく、甘さも加えたような香りです。使いやすさでは、他の食材とのなじみが良いスペアミントがお勧めです。サラダやポテト、牛肉の炒め物に添えたり。アップルミントは優しく爽やかな香り加え、その名の通りアップルを含んだように甘みのある香りです。若い葉をシャーベットなどに添えるとお互い引き立ちますね。ハーブティーにはレモングラスやレモンバームと合わせて使うと味や香りのバランスも良いです。ペパーミントは香りが強いので量をやや控えめにしましょう。またフレッシュハーブをお湯に入れて足湯にする使い方もあります。

育て方:苗、株分け、さし芽で簡単に育ちます。生育旺盛で高温多湿、肥沃な土壌を好みます。ただ、その生育旺盛さが他の植物を駆逐してしまうので、単独で鉢植えするのお勧めです。また交配しやすいので種類の違うミントを近くに置かないようにする方が良いです。

(Yokkori)

ハーブ好き ~キンレンカ~

GWですね。今年ほぼ暦どおりお休みをもらえるお休みをいただける私は、普段できていない片付けが必須の項目となります。今年は…、何が入っているのかさえ忘れたダンボールの中身を廃棄すること、そして、花粉症にかまけて放置したベランダにある鉢の整理。…片付け前のベランダはどうなっていたのか…ご想像にお任せしますが、嬉しいことが。。。去年花を咲かせたキンレンカが越冬、しかも花を咲かせていました。きれいなオレンジ色です。

キンレンカ(ナスタチウムと呼ばれることも。):ノウゼンハレン科。南米原産の一年草(南米原産のせいか荒れた我が家のベランダでは元気に越冬してしまうらしい)

使い方:葉、花ともに生食できます。エディブルフラワーとして知られています。濃い目のグリーンで蓮に似た形の葉、オレンジや赤、黄色、ピンクの華やかな色の花はサラダに混ぜ入れたり、サンドイッチに入れたり、ほんの少しお皿に添えれば素敵な彩りになります。わさびを弱めたような、ピリッとした辛味があります。ビタミンC、鉄分が豊富とのこと。

育て方:園芸店で、100円ショップでも販売されている種を撒きます。大きなコブコブの種です。もちろん、苗を買えれば早くお花が咲きますね。さし芽でもいいそうです。南米原産というだけあって、風通し、水はけが良ければ多少荒れた土でも育ちます。日当たり良い場所に置いてあげます。ただし、夏の暑い時は明るい日陰に移して温度の上がりすぎに注意してあげましょう。水やりは乾いたときにたっぷりと。花が咲き、種ができる前に摘んでおけば長く花を咲かせることができます。

ほんのわずかな量でも、自分で育てたハーブをベランダやお庭から摘んできてお皿に添えるという行為は、気持ちの中に優しさと元気を運んでくれるような気がします。ぜひお試しを。

(Yokkori)

ハーブ好き ~チャイブ~

私の日々の暮らしに、楽しみを与えてくれるものの一つ、ハーブを少しずつ紹介しますね。お料理やハーブティー、香りやグリーンとして楽しむ方法はたくさんあります。さて本日は…

チャイブ(シブレットとも言います):ユリ科ネギ属の多年草。見かけはアサツキのミニチュア版。

使い方:緑の生の葉を細かく刻んで、ポテトやスープ、パスタの薬味や彩りに使えます。キッチンでチャイブが一番活躍してくれるのは春~初夏。小さなポンポンのような形の、薄紫の花が咲きます。かわいいのでもったいないと思いつつ、この花も摘んで生のままサラダにパラパラと散らしたりします。とてもきれいですよ。

栄養:香り成分はネギと同じ系統ですが、かなり優しい香りです。香り成分は糖質の代謝を助けてくれたり、消化促進や食欲増進にも役立つとか。また、緑黄色野菜として油に溶けやすいカロテンも含まれます。少し熱を加えて油脂の含まれるものと一緒に食べると体への吸収に良いです。

育て方:市販されている苗から育てるのが簡単です。冬に一旦枯れたようになりますが、春になるとツンツンと新しい芽が伸びてきます。ベランダで、小さな鉢でもOK。日当たりと水枯れ、適当な施肥、あと、ネギにつく虫に注意すれば、気軽に育てられます。

(Yokkori)