「生きがい」とは何か
オンライン読書会で、全6回・2か月にわたって『「生きがい」とは何か−自己実現へのみち−』を読みました。
20歳ごろに読んだ本を改めて読みましたが、当時読み飛ばしていたところが心に響いたり、しっかり赤ペン引いていたところを見て、こんなことを気にしていたんだなとか、悩んでいたんだなと、振り返ることができました。
ある目標に向かって成長し続けていない場合には、そこに足踏みして留まるだけではなく、病的状態や絶望に陥り、最後には自分や他人への破壊活動に変わっていく。
(中略)
虚しさと無力感は、遠からずして、苦痛に満ちた不安及び絶望に辿り着く。そして価値観を喪失し、人間性がなくなり、いじけて、権威主義に服従することになってしまう。
「生きがい」に気づけるきっかけを与えてくれるだけでなく、生き方を振り返る機会を与えてくれる本です。
答えを与えるノウハウ本が多い中で、自分で考える力をつけるのに良い本だといえます。その後、行動するかどうかは自分次第ですが。
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