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2016年10月30日 - 2016年11月5日の8件の記事

スターティング・クエスチョン(starting question)

毎回の心理面接の開始直後にセラピストが行う質問のことです。

質問がどのようなものであるかにより、その面接の焦点と方向性が決まるといっても過言ではなく、重要だとされています。

平木典子『統合的介入法』より引用

スケーリング・クエスチョン(scaling question)

解決志向療法で活用される尺度を用いて行う質問のことです。

例えば「あなたの症状がなくなった時を0とし、最悪の状態だった時を10とすると、今はいくつぐらいですか」といった質問です。

このような質問をすることにより、心理面接の効果や日常の変化を確認することができます。

平木典子『統合的介入法』より引用

ジェノグラム(genogram)

多世代の関係を重視した家族療法家のボーエンが開発した家族の世代関係の表記法と図のことです。

ボーエンは、家族の問題は単なる現在の家族相互作用の悪循環だけでなく、多世代にわたって発展した家族ライフサイクルの問題でもあるととらえ、少なくとも三世代の観点から問題を縦断的に理解するために家族関係図を描くことを勧めました。

ジェノグラムは世代にわたる家族関係が決まった記号で整理して記録し、理解することに役立つだけでなく、面接の場面で家族とともに描いていくことで、数世代にわたる家族の歴史やできごとを共有し、同時にそれぞれの想いや傷つき、痛みなどを分かち合うチャンスとなります。

平木典子『統合的介入法』より引用

円環的質問法

家族療法家が開発した家族メンバーの相互作用と相互影響関係を考慮し、その円環性を確かめ、家族にも知らせる質問法のことです。

個々人の問題の受け取り方とその関連を探求する質問がなされ、その答えや反応をもとに、個人の事情に巻き込まれることなく家族間で反復されているパターンや文脈が把握され、システム全体の変化につながることができます。

平木典子『統合的介入法』より引用

2月18日・25日/3月4日(全3回):交流分析入門勉強会

【日時】
第1回:2月18日(土) 11:00~16:00
第2回:2月25日(土) 11:00~16:00
第3回:3月4日(土) 11:00~16:00

【内容】

交流分析(TA)とは、アメリカの精神分析医エリック・バーンが開発したとても解り易い心理学です。

複雑で繊細な私達の心を、とても解り易く説明しているので、どなたにでも気軽に学んでいただけます。

自己理解、コミュニケーションの改善、時間の使い方など色々な面で、気づきをえることができます。気づき、そして変更・改善することによって、自分の人生をより主体的にすることができます。

この勉強会ではチーム医療発行の『交流分析入門 (Transactional analysis series (2)) 』を使用しますので、事前にご購入いただけますよう、お願いいたします。

事前の知識は一切不要ですので、お気軽にご参加ください。
※過去当勉強会の途中の回に参加できなかった方は、その回にご参加ください。

【場所】小田急線「参宮橋」駅・千代田線「代々木公園」駅 徒歩10分程度
※お申込いただいた方にご連絡させていただきます。

【講師】尾中 謙司

【参加費】12,000円(1回:4,000円)
※全3回の当勉強会に参加されて、再度参加を希望される場合:1回千円でご参加いただけます。

【お申込み】こちらからお願いいたします。

<ご参加いただいた方々の感想>
<ご参加いただいた方々の感想②>
<ご参加いただいた方々の感想③>
<ご参加いただいた方々の感想④>

ジョイニング(joining)

ジョイニングとは「仲間に入る」という意味です。

構造家族療法の開発者ミニューチンが、家族メンバー数人が参加する家族療法において、家族療法家と家族メンバーが信頼関係をつくること重要性を強調して導入した技法です。

個人療法におけるラポール(信頼関係づくり)に通じる技法です。

家族療法家は家族特融の言葉づかいや価値観などを大切にし、家族メンバーの年齢相応の悩みや特有のジレンマに共感し、時にはユーモアや冗談で雰囲気を和らげて、メンバーの仲間に入っていきます。

平木典子『統合的介入法』より引用

エナクトメント(enactment)

直訳すると「場面の再演」となり、構造療法と呼ばれる家族療法の技法です。

家族療法の場面で、家族療法家の指導のもと、家族の日頃のやり取りの特定のパターンを再現することです。

その結果、家族メンバーが相互の言動を規制し合う様子やそこから生まれる無意識のやり取りの連鎖、その中で形成されていく個人と家族の言動のパターンなどが再現されます。

その再現は、家族療法家にとっては家族の日常を観察する機会になり、家族にとっては家族療法家の観察やコメントを知ることにより、日頃の関わりや言動を意識化し、新たな動きの選択肢を探り、実行するチャンスになります。

平木典子『統合的介入法』より引用

動的家族描画法

家族が合同で出席している場で、「家族が何かをしているところを全員で1枚の絵に描く」ことをもとめる技法です。

家族メンバーはそれぞれ異なった色のクレヨンを選ぶよう指示され、どのような絵を描くかの打合せをして、自由に絵描きに参加するように勧められます。

どのような絵が、どのようなプロセスを経て描かれていくかには、エナクトメントと共通する日常の家族の姿が表現され、完成した絵の意味だけでなく、そのプロセスの振り返りが家族理解、家族の変容を促していきます。

平木典子『統合的介入法』より引用

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