気分障害
代表としては、うつ病と双極性感情障害(躁うつ病)があります。
うつ病は注意力や集中力が減退し、自己評価が低下したり、自信の欠乏がみられます。
睡眠障害が起きやすく、寝つきは比較的保たれているものの、睡眠中断が多く、夜中や明け方に目が覚め、その後眠れないことが多いです。
日内変動(午前中に調子が悪いことが多い)や食欲不振や過食の身体症状を伴うことも多いです。
うつ病の症状に対して、叱咤激励は避けます。
回復期の自殺企図には注意します。
重症うつ病では、通電療法(電気けいれん療法)を行う場合があります。
躁病エピソードは、気分の効用が特徴です。気力や活動性の亢進があり、極端に睡眠時間が短くなることがあります。社交性が高まり、行動の抑制がきかなくなることがあります。易怒的症状がみられます。
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