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2016年11月の32件の記事

摂食障害

ICD-10では「生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群」に分類され、以下の2つがあります。

神経性無食欲症:若い女性に多く、極端な体重減少、肥満への恐怖、ボディイメージの障害など。

※神経性無食欲症は、思春期から青年期の女性に多く、強いやせ願望や肥満恐怖のために摂食制限や摂食行動の異常が生じます。

神経性大食症:短時間に大量の食べ物を食べ尽すなど、食べることへの異常なこだわりや枯渇。

強迫性障害

ある考えにとらわれてしまう強迫観念と、ある行動や儀式を反復してしまう脅迫行為があります。

自分では止められないという葛藤が特徴とされています。

パニック障害

「死んでしまうのではないか」というような恐怖に突然襲われ、動悸、胸痛、窒息感、めまいや非現実感など発作的に起こるものです。

通常は数分から10分以内に治まります。

統合失調症の治療

抗精神病薬が用いられます。

抗精神病薬の服薬による再発防止効果は確立しています。

本人や家族への心理教育、訪問型の地域ケア(ACT、訪問看護など)、社会生活技能訓練(SST)などの心理社会的治療も組み合わせて実施することで、社会適応水準の改善や再発・再入院防止の効果があります。

統合失調症

主として思春期から青年期に発病し、再発を繰り返しながら慢性に経過します。

精神科入院患者の約60%を占めており、生涯罹患率は0.3~2.0%で、罹患率は人口の0.7%です。

原因は明確ではありません。

統合失調症の精神症状は、陽性症状と陰性症状に分かれます。

陽性症状には、①幻覚、②妄想、③顕著な思考障害(思考破裂)、④緊張型症状などがあります。

陰性症状には、①意欲や自発性の低下、②ひきこもり、③表情や感情の動きが乏しくなるなどがあります。

集団思考

集団で合議を行う場合、不合理あるいは危険な意思決定が行われることをいいます。

集団的浅慮とも呼ばれます。

集団凝集性が高いほど、集団思考が生じやすいです。

集団極性化

集団討議によって意思決定がなされる場合、討議後の集団の反応が討議の前の個々人の反応に比べて、より極端になって現れる現象をいいます。

より危険性の高い決定がなされること=リスキーシフト。

より安全性の高い決定がなされること=コーシャスシフト。

社会的補償

集団の成果が個人にとって重要な意味をもつとき、努力が規定できないメンバーの不足分を補うように遂行量・努力が向上することをいいます。

気分障害

代表としては、うつ病と双極性感情障害(躁うつ病)があります。

うつ病は注意力や集中力が減退し、自己評価が低下したり、自信の欠乏がみられます。

睡眠障害が起きやすく、寝つきは比較的保たれているものの、睡眠中断が多く、夜中や明け方に目が覚め、その後眠れないことが多いです。

日内変動(午前中に調子が悪いことが多い)や食欲不振や過食の身体症状を伴うことも多いです。

うつ病の症状に対して、叱咤激励は避けます。

回復期の自殺企図には注意します。

重症うつ病では、通電療法(電気けいれん療法)を行う場合があります。

躁病エピソードは、気分の効用が特徴です。気力や活動性の亢進があり、極端に睡眠時間が短くなることがあります。社交性が高まり、行動の抑制がきかなくなることがあります。易怒的症状がみられます。

社会的手抜き

集団で課題を遂行する場合に各自の成果が問われないならば、自分ひとりくらい手を抜いてもかまわないと考えるようになることをいいます。

集団の人数が多くなるほど発生確率は高まります。

社会的促進と社会的抑制

社会的促進:単純課題や機械的作業の場合に一人で行うより集団で行うほうが作業速度や作業量が向上すること。

社会的抑制:複雑課題や未学習課題の場合に集団作業の方が生産量は低下することです。

内集団ひいき(内集団バイアス)

自分が所属している集団(内集団)の成員のことを、それ以外の集団(外集団)の成員よりも好意的に評価することです。

内集団ひいきは即席の集団間でも生じることがあります。

社会的アイデンティティ

社会との関係で自己自身を確認することです。

自分の所属している集団(内集団)がほかの集団(外集団)より優れていることを確認することで、望ましい社会アイデンティティを維持し、自己評価を高めているとする考え方を「社会的アイデンティティ理論」といいます。

集団規範

集団においてメンバーが共有する行動の準拠枠のことです。

メンバーに期待される行動基準といえます。

特定の状況で、周囲の人が一致した行動や意見を示した場合、それが自分の信念や判断に反するものであってもそれに合わせてしまうことを「同調」といいます。

集団凝集性が高いほど、周囲が同調を働きかける直接的な圧力と、自発的に同調の必要性を感じる間接的な圧力が発生しやすくなります。

【大宮】12月23日(祝日・金)13:30~16:00:「みる・きく・はなす技術」

【日時】12月23日(祝日・金)13:30~16:00

【内容】
日本ストレスチェック協会の「
円滑なコミュニケーションを学ぶ」入門講座です。

学びと実践のための準備を備えた勉強会となります。明日から実践できることを目標とします。

当講座では、明るく、楽しく、気持ち良く、みんなで学ぶことで実践的な周囲のケア、不調者のケアを身につけることができます。
最新の行動心理学や脳科学理論と、年間1,000件の産業医面談という現場活動に基づく独自のワークを通じて実践的な技術を身につけましょう。

この講座は、以下のような「ちょっといいですか?」に困った経験のあるすべての上司、管理職を対象に開発されました。
従来のコミュニケーションのノウハウ講座では、理論はわかっても実践できない、実践的な指導がなかったと感じていた方に、ぜひ、おススメの内容です。

【こんな「ちょっといいですか?」に上手に対応できるようになります】
・部下が深刻な顔をして相談してきた
・元気のない部下に、声をかけられた
・メンタル不調者をもつ上司に、部下をケアするための行動をうながしたい
・メンタル不調に理解のなさそうな人に、組織としての行動をお願いしたい
・相手に行動の変化を求めたいとき
 
【入門講座「ストレスレスコミュニケーション(ほめる技術)」講座内容】
1.はじめに
2.第1の技術:みる技術
3.第2の技術:きく技術
4.第3の技術:はなす技術
5.注意事項:守って欲しい「しかり癖」、しっかり対処すべき状況

※対応策検討(希望者のみ)

この講座では、受講生ご自身が働きかけたい「Aさん」を想定し、ストレスレスコミュニケーションをより実践的な行動を取りやすい形で学びます。
講座終了時にはどなたでも、「ちょっといいですか?」が上手にできるようになる技術を習得できます。

企業研修において、管理職(そしてすべての上司)への講座としてリクエストが最も多く、また、評判のいい講座です。ストレスチェックテストの職場のストレス分析後に、ストレスレベルが高いと判定された部門の上司陣の企業研修としてもおすすめの講座です。

【会場】埼玉県「大宮」駅下車 徒歩10分以内
※会場はお申込みいただいた方にご連絡いたします。

【講師】尾中 謙司(メンタルヘルス ファシリテーター)

【参加費】3,000円
同日の午前に開催します「不安とストレスに悩まない7つの習慣(入門講座)」に参加される方は両講座の参加費合計は5,000円。

【お申込み】 こちらからお願いいたします。

【大宮】12月23日(祝日・金)10:30~12:30:不安とストレスに悩まない7つの習慣(入門講座)

【日時】12月23日(祝日・金)10:30~12:30

【内容】
日本ストレスチェック協会のストレス対策講座(入門講座)です。

みんなの笑顔、みんなの幸せの実現
不安とストレスで悩まない
落ち込まない技術を広めよう
を理念としています。

明るく、楽しく、気持ち良く、みんなで考えを共有することで実践的なセルフケアを身につけることができます。

この講座は、2割の(メンタルヘルス)不調者だけではなく、8割の元気な人を対象に開発されました。

従来のメンタルヘルス対策講座を、暗い、辛気臭い、深刻すぎという印象で敬遠されていた方に、ぜひ、おススメの内容です。

【入門講座「不安とストレスに悩まない7つの習慣」講座内容】
1.メンタルヘルス不調に陥らないための、3つのセルフケア
2.ストレスに悩まない3つの習慣
3.不安に悩まない3つの習慣
4.もうひとつの習慣

【会場】埼玉県「大宮」駅下車 徒歩10分以内
※会場はお申込みいただいた方にご連絡いたします。

【講師】尾中 謙司(シニア ストレスマネジメント ファシリテーター)

【参加費】3,000円
同日の午後に開催します「きく・みる・はなす技術」に参加される方は両講座の参加費合計は5,000円。

【お申込み】 こちらからお願いいたします。

集団凝集性(しゅうだんぎょうしゅうせい)

メンバーを自発的に集団に留まらせる力の総体、もしくは集団のもつ魅力のことです。

高い凝集性はメンバーの動機づけを高め、集団による課題遂行に正の効果をもちます。

一方で、他集団に対して排他的になりやすい傾向があります。

精神保健福祉法

目的:

①精神障害者の医療及び保護を行い、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)と相まって、

②精神障害者の社会復帰の促進、

③精神障害者の自立と社会経済活動への参加の促進のための援助を行い、並びに、

④精神障害者の発生の予防、

⑤国民の精神的健康の保持及び増進に努めることによって、精神障害者の福祉の増進及び国民の精神保健の向上を図ることである。

(精神保健福祉法第1条)

脳血管障害

脳血管障害において虚血性心疾患と同様に過労やストレスが発症に影響を与えるリスクファクターとなっています。

近年、生活習慣病に罹る労働者は増加傾向にあります。

長時間にわたる過重労働は睡眠不足、余暇時間の制約により疲労が蓄積され、メンタルへヘルスの不調やうつ病の原因と考えられています。

虚血性心疾患

心疾患のなかで生活習慣病として重要なものは狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患です。

虚血性心疾患(心臓の表面を取り囲む冠動脈の狭窄や閉塞が要因)の原因として、①高血圧、肥満、糖尿病、②喫煙、運動不足、食事、アルコール、③年齢、性、遺伝、④精神・社会的因子、性格などが挙げられています。

生活習慣病

食生活、運動習慣、睡眠、喫煙、飲酒などの生活習慣と関連が大きい病気を指します。

生活習慣病には、心疾患、脳血管疾患をはじめ、糖尿病、高血圧、糖質異常症、高コレステロール血症のほか、悪性新生物も含まれます。

突然死につながる急性心不全、虚血性心疾患、クモ膜下出血、脳こうそくの背景に生活習慣病が存在していることが多いです。

メンタリング(mentoring)

知識や経験の豊かな人々(目ンター)が現時点で経験の少ない人(メンティ)と交流し、キャリア(成功体験)の実現のために、個別にキャリアや心理・社会的な側面から一定期間継続して行う支援行動のこと。

幸福に影響する要因[感謝・親切]

・ボランティア活動や慈善行為は幸福度に大きく寄与します[Frey & Stutzer, 2006]。月に一回同好会の集まりに参加するだけで、あるいは、月に一回ボランティア活動に参加するだけで、所得が倍増するのと同じくらい幸福感が高まるそうです[Helliwell & Putnam, 2007]。

・いざという時に頼れる人がいる、と回答した人の割合が多い国は、人生満足度の高い国であったという一三一ヵ国国民調査結果もあります[Oishi and Schimmack, 2010]。

・他人のためにお金を使ったほうが、自分のために使うよりも幸せだという結果があります[Dunn, Aknin & Norton, 2008]。

・感謝(gratitude)が物欲を低下させ、幸福を高める効果をもたらすことが知られています[Polak & McCullough, 2006]。 

・親切心(kindness)に基づく行為を日々カウントすることによって、幸福度は高まるという研究結果があります[Otake, Fredrickson, et al., 2006]。

『幸せのメカニズム』より引用

幸福に影響する要因[対人関係・社会的比較]

・親密な他者との社会的なつながりの多様性(多様な人と接すること)と接触の頻度が高い人は主観的幸福が高い傾向がありますが、つながりの数(接する人の数)は主観的幸福にあまり関係しないようです[松本&前野、2010]

・人は自分と関わりのある他の人々との比較によって、自分の主観的幸福を判断してしまう傾向があります[Frey & Stutzer, 2006]。

・失業者の幸福度は低い傾向がありますが、同じような失業者が周囲にたくさんいる場合はその不幸を痛切には感じないようです[Frey & Stutzer, 2006]。

・家族・友人関係の満足度と主観的幸福の相関は、日本のような集団主義的な社会では小さく、アメリカのような個人主義的な社会では大きいようです[Diener & Diener, 1995]。

・アメリカでは「対人関係の満足度」と「自尊心」との相関が強いですが、日本では弱いようです[Uchida et al., 2001]。

『幸せのメカニズム』より引用

幸福に影響する要因[結婚]

・結婚が幸福に影響することについては多くの研究があります[西隅、2002][色川、2004][白石&白石、2007]。

・既婚者のほうが主観的幸福が高い傾向がありますが、近年その差は小さくなりつつあるそうです[Diener & Lucas, 1999]。

・離婚した人の幸福度は未婚の人よりも低いですが、伴侶と死別した人の幸福度は結婚している人の幸福度と有意な差がありませんでした[蓮沼、2011]。

・夫婦の幸福度は子供の誕生後に低下し、子供が独立して家を出るまでそれが続く傾向があるようです[Gilbert, 2006]。

『幸せのメカニズム』より引用

ミラクル・クエスチョン(miracle question)

解決志向療法で活用される独特の質問技法です。

奇跡(ミラクル)についてたずねることにより、焦点を未来に向け、問題解決後の状況を具体的にイメージしてもらいます。

例えば「あなたが寝ている間に奇跡が起こり、あなたの問題がすべて解決したとします。

あなたはその奇跡が起こったことをどんなことから気づきますか」という質問です。

面接では、そのイメージをより具体化し、解決法を探っていきます。

平木典子『統合的介入法』より引用

スターティング・クエスチョン(starting question)

毎回の心理面接の開始直後にセラピストが行う質問のことです。

質問がどのようなものであるかにより、その面接の焦点と方向性が決まるといっても過言ではなく、重要だとされています。

平木典子『統合的介入法』より引用

スケーリング・クエスチョン(scaling question)

解決志向療法で活用される尺度を用いて行う質問のことです。

例えば「あなたの症状がなくなった時を0とし、最悪の状態だった時を10とすると、今はいくつぐらいですか」といった質問です。

このような質問をすることにより、心理面接の効果や日常の変化を確認することができます。

平木典子『統合的介入法』より引用

ジェノグラム(genogram)

多世代の関係を重視した家族療法家のボーエンが開発した家族の世代関係の表記法と図のことです。

ボーエンは、家族の問題は単なる現在の家族相互作用の悪循環だけでなく、多世代にわたって発展した家族ライフサイクルの問題でもあるととらえ、少なくとも三世代の観点から問題を縦断的に理解するために家族関係図を描くことを勧めました。

ジェノグラムは世代にわたる家族関係が決まった記号で整理して記録し、理解することに役立つだけでなく、面接の場面で家族とともに描いていくことで、数世代にわたる家族の歴史やできごとを共有し、同時にそれぞれの想いや傷つき、痛みなどを分かち合うチャンスとなります。

平木典子『統合的介入法』より引用

円環的質問法

家族療法家が開発した家族メンバーの相互作用と相互影響関係を考慮し、その円環性を確かめ、家族にも知らせる質問法のことです。

個々人の問題の受け取り方とその関連を探求する質問がなされ、その答えや反応をもとに、個人の事情に巻き込まれることなく家族間で反復されているパターンや文脈が把握され、システム全体の変化につながることができます。

平木典子『統合的介入法』より引用

2月18日・25日/3月4日(全3回):交流分析入門勉強会

【日時】
第1回:2月18日(土) 11:00~16:00
第2回:2月25日(土) 11:00~16:00
第3回:3月4日(土) 11:00~16:00

【内容】

交流分析(TA)とは、アメリカの精神分析医エリック・バーンが開発したとても解り易い心理学です。

複雑で繊細な私達の心を、とても解り易く説明しているので、どなたにでも気軽に学んでいただけます。

自己理解、コミュニケーションの改善、時間の使い方など色々な面で、気づきをえることができます。気づき、そして変更・改善することによって、自分の人生をより主体的にすることができます。

この勉強会ではチーム医療発行の『交流分析入門 (Transactional analysis series (2)) 』を使用しますので、事前にご購入いただけますよう、お願いいたします。

事前の知識は一切不要ですので、お気軽にご参加ください。
※過去当勉強会の途中の回に参加できなかった方は、その回にご参加ください。

【場所】小田急線「参宮橋」駅・千代田線「代々木公園」駅 徒歩10分程度
※お申込いただいた方にご連絡させていただきます。

【講師】尾中 謙司

【参加費】12,000円(1回:4,000円)
※全3回の当勉強会に参加されて、再度参加を希望される場合:1回千円でご参加いただけます。

【お申込み】こちらからお願いいたします。

<ご参加いただいた方々の感想>
<ご参加いただいた方々の感想②>
<ご参加いただいた方々の感想③>
<ご参加いただいた方々の感想④>

ジョイニング(joining)

ジョイニングとは「仲間に入る」という意味です。

構造家族療法の開発者ミニューチンが、家族メンバー数人が参加する家族療法において、家族療法家と家族メンバーが信頼関係をつくること重要性を強調して導入した技法です。

個人療法におけるラポール(信頼関係づくり)に通じる技法です。

家族療法家は家族特融の言葉づかいや価値観などを大切にし、家族メンバーの年齢相応の悩みや特有のジレンマに共感し、時にはユーモアや冗談で雰囲気を和らげて、メンバーの仲間に入っていきます。

平木典子『統合的介入法』より引用

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