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コミュニケーション/戦略療法

ベイトソンらの二重拘束理論(同時に相矛盾する二つの次元のメッセージを受け取った者が、その矛盾を指摘することができず、しかも応答しなければならないような状態がくり返されると、コミュニケーション不全をもたらすという理論)の流れをくむMRI(Mental Research Institute)の家族療法家たち、ジャクソン、ヘイリー、ウィークランド、サティアが発展させた心理療法です。

人の関りは、沈黙を含めてすべてコミュニケーションであり、コミュニケーションには「内容」とは別の次元で発生するメッセージ(プロセス、メタ・コミュニケーション)があるという前提に立って、コミュニケーションに介入します。

家族内の機能不全のコミュニケーションの質的改善を目指すことで主訴の背後に潜む相互関係の変化と、家族システムそのものの構造的変化を促進させます。

ヘイリーが創始した戦略療法は、系譜としてはコミュニケーション両方の延長線上にありますが、長期にわたる心理療法を避け、家族の主訴そのものを迅速かつ効果的に解決することを目指します。

ヘイリーは催眠療法家のエリクソンに端を発するさまざまな逆説的介入法(治療的二重拘束)を開発しました。

平木典子『統合的介入法』より引用

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