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2014年10月19日 - 2014年10月25日の2件の記事

新しい登校スタイル

先日、ご近所のいじめ問題を書きましたが、一昨日の朝刊に「ネット登校 分身で通う」という見出しのついた記事が掲載されており、高校のみですが、インターネット上で学ぶシステム「サイバー学習国」を千葉県の通信制高校が来春から取り入れるそうです。アバターを使ってネット上の高校に通い、卒業資格まで得られるというから、通学できない子どもにとってはありがたい仕組みですよね。千葉県と書きましたが、もちろん全国どこからでも入学はOKです。

これは、いじめや病気などの様々な理由から学校に通えない子どもにとっては朗報かも、と思わず記事に見入ってしまった。

だからといって、不登校を勧めているわけではないけれど、いじめが発覚した後、教師やスクールカウンセラーたちの取る行動が「無理に登校しなくていい」と口添えするだけだとしたら、学校に通えなくなった子どもたち……強いては親御さんたちだって不安ですものね。

直接登校は年間に4日間のスクーリングだけ。同校の教員による約20分間の動画の授業とテストを毎回受けることで、通常の50分授業に相当するそうで、これを3年間こなせば、高卒の資格を得られるのだとか。

小学校や中学校には、こうした取り組みはまだ見られないけれど、そのうち小中学校にも広がっていくかもしれないそうで、前向きに検討中だそうです。学校を卒業して、学歴が手に入るのは安心材料の一つにはなるし、不登校が原因で学校を卒業できないと悩む子どもたちにとってはありがたい取り組みですよね。

けれども、いいかもしれないと思う反面、その後はどうするのかなと、ふと、気になった。

いじめられた。不登校になる。卒業するまで先生たちは様子を見るだけで放置。それでも、仮に卒業はできたとする。……で、その後は? 卒業した子どもたちはどうやって生活するの? 何をして生きていくんだ?

文部科学省が今月16日に発表した問題行動調査(2013年度)によると、不登校の小中学生は計11万9617人。内訳は小学生が2万4175人、中学生は9万5442人。

07年以降、合計数は減少してきたそうだけれど、13年度の調査では6年ぶりに増加。そこで架空の学園を誕生させることで、こうした子どもたちをフォローできるというのだ。アバターを使うことで、他の生徒とのコミュニケーションも図れ、実に画期的な手法だと評価する声もあがっている。けれども、一方で、高校の3年間を全てネットで完結してしまうと、社会に出ていくのが煩わしくなり、不適応を起こす可能性も否定できないのではないか、という意見もある。卒業した後、彼らを何らかの形でフォローするような仕組みもまた必要、とあったが、やはり卒業後の部分はまだ未開拓のままだそうで。

普通に学校に通ってきた子どもでさえ、苦労する就職の壁。

少子化少子化と、人間を増やすところだけが、クローズアップされるけれど、本当に大事なのは、人を増やすことよりも、今を生きている人間を大事にすることのような。今を生きているわたしたちが、あぁ、生きていてよかった、と思えることがあるからこそ、子どもを生むのであって、たとえ生んでも生きてやっていけるような社会じゃなかったら、子どもが減っていくのは当たり前、という気がする。

人が増えなきゃ、移民を受け入れて人口を増やせばいい。

こんな理屈もテレビや新聞等でよく耳にしますが、そんな理屈を平気で口にするのは、人をもはや人としてみていないからではないでしょうかね。人を、お金を生み出したり、労働力としての価値としてしかみていないから、そういう理屈になって、どんどん磨り減っていき、やがて人口の減少へと繋がっていくのではないでしょうかねえ。

理屈っぽくなってしまいましたが、最後に不登校の子を持つ親の会というのがありまして、これもまた地域ごとに活動しています。そこでは、学校を卒業した子どもたちが、資格を取るために勉強したり、農作業を通じて地方へ移住したりと新しい道を歩み始める子どもたちの姿を紹介したり、もちろん今現在不登校に悩んでいる人たちの集まりでもあるので、同じ立場の親同士、情報交換をしたり、卒業した親御さんを含めての相談会などもあるそうで、不登校の子どもばかりが問題視されるけれど、親だって悩んでいるんだぞ! という親御さんまたはお子さんにもお勧めです。

不登校でヒットした方はそちらも検索されてみてはいかがでしょうか。

(はろ)

ただし、

どこかのおばちゃんも、「そうだ! 家で仕事しよう」などとネットで検索して、怪しい仕事に引っかかりそうになったりもしているので、「このサイトはおかしいな?」と思ったら、すぐに引いてください。「この壷を家に置けば息子さんは変わる!」 とか「あなたのメールには悪い気が宿っている……」などというお誘いには引っかからないでくださいね(^_^.)

ご近所のいじめ問題

近所に住む小学生の男の子のお話です。

そもそも、この話を聞くこととなったのは、先月にあった町内パトロールの待ち合わせ場所に向かう途中、つまりわたしが一人で歩いている最中に、公園の地面に寝かされて首を絞められているA君を見かけたことがきっかけでした。もちろん、声をかけて二人を引き離してから立ち去ったのですが、その後に残された二人の様子がおかしかったので、どうしようかと思い、その後、ご近所の人たちにこの話を持ちかけてみました。ところが、ご近所さんたちはA君のママとは最近会わないし、A君は見かけても、話しかけてこないからねえ。わからないなぁ、といわれてしまい、しばらく保留になっていました。そして、先週たまたまA君のママと道端でバッタリお会いしたので、公園での出来事を話して、その際にいじめられている、という話を聞いた次第。

いじめをしたとされているのは、B君だそう。

わたしにはどうしようもない。A君のママいわく、一応、謝ってもらったし、担任の先生やスクールカウンセラーの先生とも相談して、本人が行きたくないと言っているのなら、無理に通わせなくていい、といわれたそうで、今月からしばらく学校をお休みしているのだとか。

A君はリュックを背負って塾に通う姿はちょこちょこ見かけていたので、学校に行っていないという話には驚かされた。とてもそんな風に見えなかったのだ。それに、家に友達も遊びに来ていたみたいだったので、「あれ?」って感じだったんだけど、どうも遊びに来ていた友達は、放課後他に行くところがなくて、おやつを食べたりゲームをしたりするのにちょうどいい、的な感じで利用されているだけなんだとか。

「うちの子はいつもそうなのよ。友達っていったって、仲がいいわけじゃないのよ」

このセリフには、わたしは「あぁ」とうなずけるものがあって、納得した。

今って、働いている親が多いから、子どもが家に帰ってきても、親がいない家庭は一定数いる。放課後、15時とか16時頃に家に帰ってきた子どもたちは、だいたい親が帰宅する18時~19時頃まで、一人か二人きりで留守番している。もちろん、子どもだけで。都合よく近所に実家を持つ共働き家庭ばかりではないから、当然といえば当然のことだけれど。

――そんな状況だから、おやつを食べさせてくれたり、いさせてもらえる友達の家って、きっと便利だし、ありがたいんだろうね。わかるけど、これには大きな問題がある。

というのも、ママが強く「友達を連れてきちゃ、ダメ!」って言える親でないと、こういう子の家は溜まり場として常に利用されてしまうのだ。

うちも何回か利用されたことがあって、多少ならまぁいいか、で済まされるんだけど。

持ちつ持たれつならぬ、ひたすら、持ちつ持ちつ持ちつと世話ばかり任され続けると、次第に疲れてきて、重くなってくる。その家の親も、自分の家の子どもがよそで世話になっていても、自分は他人の家の子の面倒を見る余裕はない人間だからと開き直って、世話を頼んでばかりになっていく。

気の毒といえば、気の毒な子だし、親もある意味可哀想な人たちだけれど、そこまで「いい人」にはなれないので、やがて、子どもには外で遊びなさい、それが無理なら、家につれてきちゃダメ、と厳しく言い聞かせるようになる。

けれども、そうやって、きっぱり言える親でないと、Aさんのように、利用される状況が続いてしまう。そして、精神的・肉体的・またおやつ代などの負担も増えていく。まぁ、利用されてもいいやとか、お役に立てれば……などという素晴らしい人格者であるのなら、それでもいいのだろうけれど、今回の場合に限っては、散々世話になった挙句に、その家の子に嫉妬して、いじめに発展しちゃうんだものね。もちろん、その子のキャラクターにもよるんだろうけど、気が弱いママの子も気が弱くて……なんて、ありがちだから、やられちゃったんだろうな。

交流分析で紹介した人付き合いの改善練習でもしてあげたい気がしたけれど、ご近所の人にいきなり交流分析の話なんてできない。

Aさんは、「ただ、もう今は逃げるしかなくて。このまま地元の中学に入るとまたいじめっ子たちと顔を合わせるだろうから、私立の中学に行かせるつもりなんだ」という。――とはいえ、ずっと休んでいるといろいろと言われちゃうので、学校を行ったり行かなかったりを繰り返しているそうだ。

他に方法はないのか? って気もするけれど、パパもいい学校に入って見返してやれ、って感じらしい。それはそれで勉強に張り合いはできるけど……。

だけど、他に解決策はないのだろうか? いじめの話を聞く機会はあるけれども、どこもやっぱり、謝っておしまいのパターンばかりで、その後子どもたちの様子が改善したとか、変わったという話はきかないから、大概は放っておくだけなのかなぁ。結局、いじめが発覚しても、子どもたちの力関係が変わるわけじゃないから、先生も親も何もできず、ただ黙って見ているしかないのだろうか。

人間だから、いじめも起きるし、いじめられっ子もいて当たり前だけど、見ているだけって、どうなんだろう。仕方がないのか……? と思いつつも、考えてしまった。

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