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今日から師走

早いもので、もう12月ですね。

寒い日が続く中、試験勉強に励む方、年末の仕事納めに向け忙しい方、さまざまですが、雑用も増えますよね。

「あぁ、年賀状の準備しなきゃ」「大掃除もこまめにやっておかないと終わらないよねえ。でも今日は寒いし」なんて。

やることはあるのに、進まなくて、言い訳ばかりして逃げて。ダメダメです。

そんな中、サッカーのコーチと話していて、ふと思ったのですが、自分がまだ独身で、さらに若かったりしたら、クリスマスって意識してしまう日かも……。

―-と、思わず昔を振り返ってしまった。

なぜか。クリスマス前後に彼女や彼氏がいないと、寂しくなったりしませんか? それで友達が二人連れで歩いていると、「あぁ、あの子は彼氏がいるのかぁ。いいなぁ」なんて思ったりして。見渡せば、周りは家族やカップルばっかりで。ウソ、一人なのって、あたしだけ? ええ、何でわたしだけ一人? 

そうやって自分を追い詰めて、自分以外の人たちが幸せそうに見えて、みじめになって、一人でいることを責められているような気がして。

なんだか、とってもイヤだった気がします。

コーチが「彼女がいないんですよね」なんて話していて、あぁ、そうかぁ、と。

別に焦ることはないし、縁だし、と思ったけれど、クリスマスに予定もなく一人だとねぇ、なんて苦笑いをしていて、思い出しちゃいました。

むかーし、わたしも。

友達と「みんなでクリスマス会でもしようか」なんて仲のいい子に声をかけると、

「いや、でも女子だけでクリスマス会をやると、来年、再来年と年を重ねていって、抜ける奴が出始めるとさぁ、抜けた奴を恨むようになるから、やめよう」などと言われて、取りやめになった記憶があります。

彼女には想う人がいたんでしょうね。

そうかぁ、と。

わたしには当時誰もいなくて、余計寂しかったような。

普段はそんなに意識していないのに、なぜか孤独を感じる日ですよね。

子どもたちにとってはご馳走とケーキが食べられて、翌日にはサンタさんからプレゼントがもらえるという二大特典がついた素敵な日なのに、年を重ねた途端に嫌な日になるんだから、不思議なものです。

慣れか諦めかはわかりませんが、それなりに年を取ると、クリスマスも新年も、それほど特別な日ではなくなって、その「特別」を感じなくなった時が大人になった時なのかもね。

わたしもねえ。

夫がいても、仕事だといって、遅くにしか帰ってこないことはザラだし、ご馳走を準備して待っていても、「食べてきた」だの、「おなかがいっぱいだからいらない」などといわれたこともあり、若い頃はイラッときましたが、今ではそんな夫の言動にも慣れましたねえ。

唯一、子どもたちが喜ぶから祝うみたいなものです。こどもの日みたいなもん。その子どもたちがいなくなったら、わたしは一人でケーキを食べて、自分のためだけにクリスマス用のご飯を作るだけなんですよ。これって、一人で生きているのと変わらない。

結局結婚していても、子どもがいても、スタンスは一緒。

二宮尊徳の言葉に「年々歳々報徳を忘るべからず」というのがあるんです。

これは、わたしたちは過去・現在・未来という流れの中で生きている。今(現在)があるのは、過去の報徳のおかげであり、将来安心して生活できるためには、現在の勤めをしっかりと果たさなければならないよ、という教えです。

今が不安で、今に疲れて、今をおろそかにして心まですさんでしまうと、未来はもっと悪くなる。未来を少しでもよくするためには、今が辛くても少しでもよくするにはどうしたらいいかと考えて行動し、希望を捨てちゃいけないよと。

よく聞く言葉ですが、これを口にしていってくれる大人は最近見かけないなぁ。未来のために希望を捨てるな、という言葉も。

「希望なんて持ったって、どうせ無駄だ!」っていう反論が怖いからでしょうかね?

疲れている人に、絶望している人にいったら、きっと反発されるに違いないけれど、でも、いわれたら、誰だって本当はうれしいと思うんだけどな。

昔、どこでだか、わたしもこの言葉をいわれたことがあるんですよ。

「希望を捨てちゃいけないよ」って。

もう、その人は死んでいるかもしれない。いわれたのはだいぶ前だし、彼はその当時でもだいぶおじいさんだったから。けれども、その時いわれた言葉だけは自分の中で生き続けている。そして今も彼の言葉は、ここで生きている。

この文章を読んだ誰かの心の中に、もしもわたしと同じものが届いたのなら、きっとまた生き続けるかなぁ。

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