『〈脱成長〉は、世界を変えられるか?』
今、表題の本を読んでいます。途中まで読んでいて、なんか色んなことを考えました。おススメです。
私たちの生活は、「消費」することが美徳のような雰囲気の中で営まれています。
そのための拝金主義。
だれもがおかしいと思っているけれど、我慢するほうが損をするという発想。
書店では「儲かる」「稼げる」と書かれた書籍が平積み。
経済政策といえば、金持ちが金持ちになるための、為替と株の操作。
トリクルダウン(富む者が富めば、その下の貧者も富める)という理屈は成り立たないのは前例があるにもかかわらず、金持ち優遇の国の政策。
参院選では、対抗政党がないので、今のところ自民圧勝。勘違いして、TPP参加などの取り返しのつかない政策がとられ暴走。問題に気づいて振り返ったころには、後戻りできない状況。
原発事故に似てるな、と。
で、原発を他国に輸出。安全性も担保されていないのに… 他国で事故が起こったら、日本人はその国には顔向けできなくなります。原発に関係ない人も。
TPPも国の体をなさなくなる可能性があるほどのものです。
色んなことを人任せにしてきた感じがします。これからはできる範囲で、知ることからはじめたいと思います。
平和的手段をとれるように、私たちは心がける必要があると痛感しています。
平和的手段とは、非暴力、市民的不服従、体制からの離脱、ボイコット、言論による批判という武器のことです。
今の社会を誇りをもって次の世代につなげるのか…。
大人になりたくないという子供。
わたしたちの周囲にあるものだけを欲していたなら、わたしたちの生活はどんなに無垢で幸せで洗練されたものであったろう。
(おなけん)
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