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2012年9月30日 - 2012年10月6日の5件の記事

認知行動療法(cognitive behavior therapy)

マイケンバウムによって命名された心理療法で、認知療法と行動療法を統合、折衷したアプローチである。
認知療法の開発者ベックと論理情動行動療法の創始者エリスが積極的に行動療法の多様な技法を取り入れて発展させた結果、このアプローチが確立し、世界的な活用の広がりを見せるようになった。
認知行動療法は、ものごとの否定的な側面をことさら強調して受けとめる思考傾向がから生じるうつ、恐怖症、パニック障害、不適応行動などに有効だとされる。
面接では、クライエントが自らの否定的で非合理的な思考の認識を改めることができるよう、自己との対話を勧め、宿題などを与えたり、行動療法の技法を使ったりして、適応的で問題解決的行動を習得させる。

平木典子『統合的介入法』より引用

認知療法(cognitive therapy)

ベックによって開発された療法で、不適応行動や症状は誤って学習した考え方、非現実的思い込み、イメージなどの固定化によって生じており、面接はこのようなスキーマ(schema)と呼ばれる認知の歪みを変えることによって行動の変化・改善を図ることを中心に進められる。

平木典子『統合的介入法』より引用

交流分析(transactional analysis)

精神分析の流れをくむ精神科医バーンにより創始された心理療法の理論と技法。
感情、思考、行動の傾向を親(P=parent)/大人(A=adult)/子ども(C=child)の三つの側面に分けて自我状態と呼ぶ。
クライエントが自我状態への気づきを高め、その場にふさわしい自我状態による交流をできるように、幼児期の決断によってつくられた人生脚本を自分にふさわしいものに書き換えて、自分を生きることができるよう支援することが目指される。

平木典子『統合的介入法』より引用

系統的脱感作

ウォルピによって創始され、名づけられた行動療法、認知行動療法で多用される技法の一つ。
特定の刺激に強い不安や恐怖反応を示す高所恐怖症、不潔恐怖症、対人不安などの治療に適用される技法で、「不安」や「恐怖」と競合するリラクゼーションなどの反応を用いて、弱い不安から強い不安まで段階的に経験しながら徐々に症状が消失するように導く方法。

平木典子『統合的介入法』より引用

行動療法

客観的に外に現れた行動を問題にして治療を進める療法で、合理性と科学性を重視した心理療法と言われる。
理論的基礎となるのは学習理論を中心とした行動理論で、問題となっている症状や不適応行動は、適切な条件反応の形成不備か不適切な条件反応の習得だと考え、心理療法の過程では行動変容のためのさまざまな技法が活用される。
中でも不安や恐怖のコントロールを目的とした系統的脱感作は不安神経症や恐怖症の治療法として広く認められている。

平木典子『統合的介入法』より引用

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