『ニュー・エコノミクス』から①
「第一章 経済の問題」を参考・引用
「ニュー・エコノミクス」とは、貨幣・お金という幻の富ではなく、真の富を重視し、人と地球を第1に考えるアプローチのことです。
現在の成長を前提とした、化石燃料を使用した、行き過ぎた競争世界でには、3つの根本的な危機があることを示唆しています。
1.生態系の危機-地球温暖化や気候変動など
2.人間の危機-分配の危機(貧富の格差)
3.精神の危機-現行システムにおける勝者といわれる者も、あまり恵まれていない。イギリスの国内総生産は過去30年で倍増したが、幸福度を示す指標の大半が変化していないか下落しています。現行システムの勝者は、負債の増大、ストレスの増強、うつ病の増加、精神疾患などに苦しんでいます。
このようななか「ダウンシフティング」(幸福の増大を目指いして収入を減らすこと)を何らかの形で実践している人が、ヨーロッパで1200万人います。
現在の経済学や経済成長という概念を推進すると…
・物質的な所有を自尊心の主たる源泉と考えることが増えていきます。
・社会や保健や教育への支出の目的は、国民を国民自身のために健康で幸福にすることではなく、国民の生産力を向上させることとなります。同様に、教育はそれ自体がよいことと見なされるのではなく、グローバル化する世界で競争するのに必要なビジネススキルを国民に習得させる点で有用とされます。
貨幣は目標に到達するための手段であり、貨幣が目的ではないことを意識することが大切です。それを念頭においた生活スタイルの構築が各自に求められていると思います。
自分が無力だと思うとき…
『ハチドリのひとしずく いま、私にできること』を読みます。
森火事に一滴ずつ水を運ぶハチドリに対して、森から逃げた動物たちは「そんなことして何になるのだ」と笑います。ハチドリは「私は、私にできることをしているだけ」と答えました……。
(おなけん)
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