無料ブログはココログ

« 『未来を変えるために本当に必要なこと』 | トップページ | 経済発展がもたらすもの »

『コミュニティ・スタディーズ』

コミュニティ・スタディーズ』を読みました。コミュニティの理論的及び現実的な面からの捉え方・考え方がよくわかる本で、おもしろかったです。頭の整理にもなり、こう考えるとああなり、ああ考えるとこうなり、みたいな。

そして改めて、大事なことは言葉では語れないということも感じました。著者の言う、あるべきコミュニティの姿は伝わってくるのですが、言葉としては言い尽くせておらず、本をひと通り読んでわかるというものだと思いました。

この本を読もうとしたきっかけは、「はじめに」の次のフレーズです。

問題は、無縁社会の病理の背後に、社会の効率化と人びとのの個人化を最高度まで推し進める競争社会が、厳然と存在するという点である。この事実を踏まえて、無縁社会に代わる新たな「社会」の開示において、「公的なもの」がやみくもに官の肥大化につながらないこと、また「私的なもの」が一方的な「自己責任の強調」に終わらないことがきわめて重要になるとともに、いわゆる「共的なもの」の位置づけがポイントになっている。そして、この「共的なもの」に根ざすコミュニティのありようが、深く問われているのである。

本の後段ではポスト成長社会について記されている。なかなかの良書だと思います。最近、良い本にめぐり合えるな、と感じています。

(おなけん)

« 『未来を変えるために本当に必要なこと』 | トップページ | 経済発展がもたらすもの »

書籍・雑誌 」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/108218/51844114

この記事へのトラックバック一覧です: 『コミュニティ・スタディーズ』:

« 『未来を変えるために本当に必要なこと』 | トップページ | 経済発展がもたらすもの »