『最強組織の法則』
システム思考の考え方を提示した『最強組織の法則』は、久々に読み返してみましたが、良書です。
サブタイトルは「新時代のチームワークとは何か」。まだまだ今に通じる内容です。
共有ビジョンについての説明の中に、以下のようなフレーズがある。
本物のビジョンがあれば、人々は学び、力を発揮する。
欠けていたのは、個人のビジョンを共通のビジョンに変容させる訓練である。
お義理ではなく心からの参加と献身をいつくしむ共通の「将来像」を掘り起こす技術だ。
私なりの解釈ですが、
人を動機づけるのは、指示・命令ではなく、ビジョンであり、そのビジョンは自分でつくるものです。人から与えられたビジョンには、心から賛同することは難しい。つまり、組織の共通の目標から、個人の目標に落とすのではなく、個人の目標と組織の目標をすり合わせることが必要だといえます。そして、心から共感できるヴィジョンを作ることが大切であり、それをするのがリーダーの役割だと思います。
将来のビジョン、持っていますか。僕はかなりボヤッとしているので、ブラッシュアップしたいと思います。
(おなけん)
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