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生きがい

プラグマティズム・実用主義の哲学者であるウィリアム・ジェームズは、「知識や理論が正しいかどうかは、それを実際の行動に適用してみて、その結果が有用であるか否かによって決定されるものである」と述べています。

神については、それを信じたほうが信じない場合よりも人間に精神的やすらぎを与える点で有用であり、よって「神が存在する」ということは真であり、善であると理解します。神や天使などのスピリチュアル系の話や本を見聞することが多いですが、その人にとって有益であれば、存在しようがしまいが、どちらでも良いのです。私は存在しないと思ったほうが、生きやすいのでいないと思っています(私は、自分の行動に神とかがかかわっていると思うと、重荷というか、うっとうしいからです)。各自それぞれが有益なほうを選択すれば良いだけです。ですから、信じている人にいないとか、意味がないと言うのは問題ですし、神などの存在を他人に強要するのも意味がないことです。

ジェームズは「人生は生きがいがあるか」について、これを問うている人が悲観的人生観に屈しないで、進んで人生の苦難に立ち向かうならば、その人にとって人生は生きがいのあるものになるとし、「人生は生きがいがあると信じなさい。うすれば、その信念が生きがいをもたらす助けになるだろう」と述べています。

私たちは、理屈や理論をつめることをしますが、それがどのように役立っているのか、有益なのかの視点で物事を見ることも大切だと思います。

参考文献:『理解しやすい倫理』

(おなけん)




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