冷静に
産業カウンセラーの試験も終わり、次に何をしようかという人もいると思います。また、合格してから、そろそろ何かをという人も。
そのような意欲はとても大切だと思いますし、すばらしいと思います。
ただ、注意していただきたいのは、「何のために学ぶのか」ということは意識してくださいね。カウンセリング系や自己啓発に関する講座は多種多様で高額です。これだけ氾濫しているのに、「幸せ」と言う人より、「もっとスキルアップしなければ」「勉強しなければ」という人が、私の周りの声では多いです。どんなことでもそうですが、際限はありません。
そして何より、これを学べば幸せになれる、あるいはカウンセリングが成功するというものはないということです。だからこそ色々な療法が登場し、それを勉強した人たちがその理論を支えています。寛解したクライエントが支持しているのは、ある療法というよりも一療法家(カウンセラーその人)というケースが多いです。つまりいくらいろんな療法を学んだとしても、カウンセラーとしての土台である気質がなければ無駄になります。そして、この気質として、私は、自分を愛する心と他者を愛する心、そして自他を一体と感じる気持ちだと感じています。
何か学ぼうと思われるときは、その講座に行った人を見つけて、「何が身につきましたか」「何に役立ちましたか」と聞いてみるのはひとつの方法かと思います。
そして何より今の自分でも十分だということ、まずは感じてくださいね。
これは自分の経験からお伝えできることではないかと思い、生意気ですが書かせていただきました^_^;
(おなけん)
« 気を紛らわすために | トップページ | Don't think, feel »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 明けましておめでとうございます。(2018.01.01)
- 桜満開(2017.04.06)
- 明日から新年度(2017.03.31)
- 試験結果(2017.03.01)
- 気を付けておきたいこと(2017.02.09)
コメント