セーフティネットの実際4
いよいよ7月に入りましたね、まだ梅雨明けしたところはありませんが、暑くなってきましたね。
産業カウンセラー養成講座の参加者の方にはちょっとつらい時期です。
折り返しも近いです、がんばりましょう。
さて、先週まで、障害年金の不正事件について、書類の流れを説明してきました。
その書類の処理も最後の審査まできたところです。
今回の事件、誰が不正の当事者なんでしょう。
まず患者は、医師に嘘をついています。その嘘をつくようにアドバイスをしたのは司法書士です。
しかし逮捕は医師にも及んでいます。
一方、制度のほうをみると、慎重に各段階で審査がされていますが書類の虚偽があることを前提に作られている制度ではありません。
現在の制度が不備がある、というの無理があります。
今日の時点で、実際に起訴された、という情報はありませんので、誰が悪いというのはここでは言及しません。
しかし一部の不正によって、本来適用されるべき弱者が適用されるハードルをあげてしまうのはやめてほしいものです。
障害年金の受給方法の詳細についてはたくさんのホームページがあるのでここでは書きませんが、カウンセラーの方はぜひ知っておいてくださいね。
来週からは、新しい話題です。
(誠)
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