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心理テストの原則

心理テストの利用の大前提は、その結果が被検者(検査を受ける人)の一部を見るということで、あくまでも参考意見ということです。
しかし、心理テストではないですが血液型占いをはじめ、エニアグラムやMBTIなどによるパターン分けをして、自分や他者に対する適応をアドバイスするというものが、最近個人的に目に付くようになってきました。このようなことが浸透していくと、「僕はB型だから、しょうがないの」とか「私は○タイプだから、あの人とはあまり合わないの」なとど、自分の性格や行動を理屈づけし、自分自身での変化を抑制していくと予想されます。

テストなどによって自分の性格が明らかにされた学生の例として、ある本に述べられていました。

学生さんたちに、「自分の性格の問題点をどうするか」と聞いてみたところ、かなり多くの人が「性格だからしかたがない」、「生まれつきの性格だから」とか、「自分の性格とうまくつきあう方法を考える」といった消極的な考えをもっていることがわかりました。「努力して変える」とか「そのうち変わるだろう」というような考えは少数派でした。

また、次のようなことも紹介されています。

環境が変化した時に性格テストの結果がほとんど予測力をもたないということは多くの科学的研究から証明されており、ほとんどの心理学者がそのことを認めています。

心理テストなどによって、自分のアイデンティティが確立されたような気になり、なんとなくわかったつもりになれるのが心理テストの恐い点だと言えます。自分で変わろうとすれば、人はいくらでも変われます。どうか、枠にはめ込まず、いろいろな自分を試していただきたいです。
相手に変化を求めるのではなく、自分で変化すること、そしてそれを実行することがカウンセリングを学んだ人の最初の成果になると思います。

(おなけん)

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