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実存主義について

高校生の倫理の参考書『理解しやすい 倫理』を、何気なく眺めていると、ふと琴線に触れるフレーズがありました。次のような文章です。

実存主義は、「個性的で主体的な真の自己」を創造していくことを放棄して、安易で怠惰な日常性(マイホーム主義や大衆娯楽)へ逃避する人間を批判する。

実存主義は、現代社会の疎外状況を直視し、各個人の内面的な自覚・決断・努力によって、だれとも取り換えのきかない、かけがえのない自由な主体性を確立し、このことによって自己疎外を克服することをめざす。

つまり、人間の主体性・自律性が失われてきているということです。社会に不平不満があったとしても、それを改革すること・創造することを放棄しているということです。さらには、その責任を自分ではなく、他者に求めるということだと言えます。

論語にも「子曰く、君子はこれを己に求む。小人はこれを人に求む」とあり、人の主体性のなさを憂いています。私の目にする人の中には、主体的に生きていない人もいます。そういう人と話をすると、「○○先生が~と言っていた」「テレビでは~」「本に~」というフレーズをよく聞くのと、仕事では「役所が~と言っているから、その通りにしなくては」「上司が~」とかです。

「私は~と思う」「私は~考える」ということを意識した方が良いのではないかな、と思います。自分が昔、他者依存だっただけに、余計に気になってしまいます。

自分の人生を楽しむのは自分の責任ですし、良くするのも自分です。私自身も、主体性・自立性・自律性を意識して、生活していきたいと思います。

(おなけん)

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