『ミルトン・エリクソンの催眠療法入門』を読んで
14日からエリクソン催眠についての勉強会を開催するので、久しぶりに『ミルトン・エリクソンの催眠療法入門』を読み直しました。
この本ははじめての人には非常に読みにくく、ポイントもつかみにくいと思います。僕自身は、催眠やイメージ療法の勉強・ワークをするようになって、ようやく意味がわかるようになりました。それでも本書の内容を100%理解するにはいたっていません^^;
しかし、エリクソンの催眠を理解するには一番良いと感じています。NLP関連の本のエリクソンの紹介は断片的で、全体的・本質的なところがわかりにくいと思います。ぜひエリクソン催眠について知りたい方は、一読をおすすめします。
本書はワークショップの内容を記されているものですが、ワークショップ最後の言葉は、僕と同じようなことを発言されていたので、紹介いたします。
人を力づけ、人に手を差し伸べることが私たちにできるとするなら、おそらくこの世界を少しだけよい方向に動かすことになるのではないでしょうか。(省略)みなさんがそうしたならば(学んだことを実現すれば)、もしかすると私たちは世界を動かすことになるかもしれません。お互いに自慢しあうのではなく、幸せをつかんで、虐待で苦しむ人をなくすことが大切ではないでしょうか。(省略)もしかすると、自分たちの国でちょっとしたペレストロイカを行うことができるのかもしれません。私たちはここで物事を少しよい方向に導く方法を学んだのかもしれません。
あれはだめだ、これはだめだと思い、そしてあきらめるのではなく、自分ができることに取り組むことが大切です。そして、ひとりでは限界があることも多いので、当サークルなどを通じて、社会に働きかけていきたいと考えています。ペレストロイカまでは行き過ぎかと思いますが、まずは産業カウンセラー協会の資格の更新制(お布施制)やキャリコン等の講座の不十分さなどについては、改善を求め、自分たちでできることもしていきたいと考えています。
エリクソン催眠勉強会に参加していただくみなさん、楽しみにしててくださいね(*^_^*)
(おなけん)
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