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心理療法の光と影

こんばんは。

最近こんな本を読みました。

山田宗樹著 「聖者は海に還る」

おおまかなストーリーはこんな感じです。

非常に有効であるが一方で危険視され、

今や学会では無視されてしまった催眠療法に

未だに固執しているセラピストの元に

ある少年がクライエントとして訪れた。

その少年は猫を虐殺するという心の闇を抱えており、

セラピストは催眠療法を用いて

見事にその少年の中の悪の心を封印することに成功した。

その後、善良な青年に成長した彼に

カウンセラーとしての天性の才能を見出したセラピストは、

自分の後継者と見込み、彼を指導し優秀なスクールカウンセラーとして活躍させる。

ところが、彼の派遣先は進学率重視の学校で

学校側はカウンセリングを歪曲して利用しようとする。

そんな学校側の方針に、彼は恋愛感情を抱く養護教諭の影響もあり、

疑問を感じるようになる。

しかし、彼からカウンセラーを辞める決心を聞いたセラピストは

再び彼に催眠療法を用いて、

彼の心の中の悪を解凍し彼を破滅へ追いやろうとする・・・

ストーリーの中に、

ロールシャッハ・テストやらスクールカウンセラーの実態やら

トラウマを抱えた子供たちなどが書かれていて、

カウンセリングを勉強した人にとっては興味深い本だと思います。

そして、人間の心の不思議さについても改めて考えさせられる本でした。(由)

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