都内の引きこもりの推計値
産経ニュースで、都内の引きこもりの推計についての記事が掲載されていた。以下、その記事の内容です。
東京都内の引きこもりの若者が、約2万5000人と推計されることが22日、都の調査で分かった。家族との関係が希薄な男性に引きこもりが多いのが特徴。これまで全国レベルの調査はあったが、大都市での本格的な調査は初めてだという。
都によると、無作為に抽出した都内在住の15歳以上34歳以下の男女計3000人を戸別訪問してアンケート調査を実施した結果、引きこもりの若者は全体の0.72%を占めることが判明。この数字を、実際に都内に住む15歳以上34歳人口の349万1000人(平成18年10月現在)にあてはめると、引きこもりの若者は約2万5000人と推計されるという。
また、引きこもりの若者のうち男性が全体の71%を占め、女性の29%を大きく上回った。加えて引きこもりの若年者は、そうでない人に比べて「親と自分との関係がよくない」「家族は私を必要としていない」「私は家族から十分に愛されていない」などと感じている人が多かったことも分かった。
平成18年度の調査報告で厚労省は、全国の引きこもりの若者人口を26万人と推計しているが、大都市での本格的調査は初めて。都では「都内の引きこもりの実態を解明し、対症療法だけでなく予防も含めた対策に生かしたい」と話している。
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