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『自己実現への道~交流分析の理論と応用』

交流分析士2級養成講座の開講も4月から始まりますので、先立って交流分析の紹介をしていきたいと思います。参考文献はたくさんありますが、そのなかから『自己実現への道』を主に使って行きたいと思います。

この本を使う理由のきっかけとなった「序」の一文を紹介します。

心理療法を行う人の仕事というのは、自分自身が失業するようにもっていくことだ、と言われている。この分野での調査研究と著作の努力は、楽しみながらできて、経済的で、効果の大きいやり方で、患者をなるべく早く快方へ向けさせることである。治療における理想は、一回の診察で患者を全快させること、また本を書く際の理想は、その本一冊で全快するということだ。心理学に関して書かれた書物の大部分は、ロゼッタ石に書かれた象形文字のようなもので、その解読と応用には、ロゼッタ石を解読したジャン・フランソワ・シャンポリオン的な治療者か筆者がどうしても必要となる。

なかなか面白いと思います。ひとつは、なんでもそうですが専門家の仕事は自分自身を失業にもっていくことということ。もうひとつは、提唱者・専門家と一般の人を結び付けるには解読者・仲介者が必要ということです。

一点目は、世の中に専門書の類が出ていますが、世の中が良くなったり、人間の仕事が楽になったり、環境が良くなったりしていませんね。心理療法の世界もそうですが、色々な理論・流派はありますが、なかなか良くなる人は少ないですね。つまり、専門、専門と言われているけど、実は情報の受け取り手が混乱していて、大したことではないのかもしれませんね。専門家は本当に専門家なのでしょうか?

二つ目は、当サークルのような存在が心理領域でも必要性があるのではないかな、ということです。株式市場ではアナリスト、医療ではセカンドオピニオン、家計にはファイナンシャル・プランナーとか、中間情報媒介者がいろんな場に存在しています。カウンセリングを広く伝えることも、当サークルのひとつの位置づけだな、と感じました。

(おなけん)

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