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2007年2月11日 - 2007年2月17日の3件の記事

『「独楽」という生き方』を読んで

「独楽」という生き方』を読みました。
「独楽」は、「こま」ではなく、「どくらく」と読みます。独り楽しむという意味です。
「独楽」という言葉を使った人は、江戸時代末期の歌人である橘曙覧(たちばなあけみ)です。

まえがきに、この本の核となる考え方が記されていますので、紹介します。

「私たちは、日々の生活のなかではいつも他人や社会に気を遣いながら、少しでも世間から取り残されないようにと緊張して生きています。あるいは、その反動として世間に背を向ける"ひきこもり"という心理に陥ることもあります。
この両局面をもっているのが私たちですが、その間で見失われていることがあります。それは、自分の心と素直に向きあい、自分の心の素晴らしさや豊かさに
自信をもって生きるということです。
自分と向きあうためには、人間は本来独りであることを自覚し、その独りの心をこよなく愛して楽しむことでしょう」

曙覧らの歌と筆者の解説は、自分を大切に思い、自信をもってい生きていくための気づきを与えてくれる、と思います。久々にこころに響く本でした!(^^)!

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(おなけん)

ヴントの心理学

ヴントは、心理学の研究対象を直接経験と規定しました。直接経験とは各人が直接に経験すること、すなわち意識(conciousness)を指します。つまり、自分自身の意識に上ることのみが心理学の対象となると規定したのです。

この意識の問題を経験的に研究するには, 自分自身で自分の意識を観察しなければならなりません。それにあたって、ヴントは自己観察法すなわち内観法(introspection)を提唱しました。

意識を心的要素の結合として理解しようとする要素論の立場をとったのです。

内観によって
①意識がいかなる心的要素から成り立っているかを分析し、
②心的要素の結合の様式を決定し、
③結合の一般法則を明らかにする
ことを目標とした。

このようなヴントの立場は、構成主義(structuralism)また構成心理学(structural psychology)と呼ばれました。

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(おなけん)

ステレオタイプ

最近、勉強会や区の会議などに出席していますが、気になるのは、年配の方の「ステレオタイプ化」(物事や事象を先入観や固定観念で見ること)です。

「今の若い人は、何々だ」「昔はこうだったので良かったが、今は駄目だ」とか、聴いていて、心のエネルギーが吸い取られる、あるいは減少するような発言が多くて、悲しくなってしまいます。

このようなことが続くと、私自身が「年配の人はステレオタイプ化した見方をし、人の話を聞かない」というステレオタイプ化した見方をしそうです。

「ステレオタイプ化した見方は、物事を理解するのに役立つことも多い。しかし問題となるのは
ステレオタイプ化された見方があまりに強化されて、実体とのズレが大きくなった場合である。たとえば、ある民族や集団に対する優越意識や敵対意識が生み出されることこそ問題なのであり、戦前のわが国におけるアジアの人びとに対する意識や、ナチス・ドイツのユダヤ人に対する意識は、この典型である。ステレオタイプ化された見方が実体とのズレが大きくなった場合、それは偏見と呼ばれる」(『社会学のエッセンス』より)

ステレオタイプ化・一般化することも大切ではありますが、カウンセラーはそれ以上に、個々人を尊重し、一人ひとりがかけがえのない存在であることを意識すべきだといえます。

自分自身に常に、意識しておきたいことです。


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(おなけん)

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