リトロフレクション(反転)
リトロフレクション(反転) とは、「鋭く元へ跳ね返ってくる」ことを意味している。
リトロフレクションの傾向を持つ人は、自分と外界との境界を的確に知っていて、ちょうどそこへ明確で、鮮やかな線を引く。
しかし、この線は、自分のなかの境界だと思われるところに引かれるのである。
リトロフレクションの状態にある人は、「私は自分自身が恥しい」とか、「この仕事をするためには私自身をムチ打たねばならない」などと言う。
この種の表現が際限なくみられる場合、それは間違いなくリトロフレクションの状態にあるといえるが、それは「私」と「私自身」とは別々の人物であるかのような考え方に根ざしているからである。
例の合唱団のメンバーが「私は私自身をコントロールしなければならない」と言っているのは、まさにこの範疇に入る典型である。
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