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成人前期(親密か孤独か)

20歳の後半から30歳の前後にかけては、次の人生の2大選択である就職、結婚の問題が若者に押し寄せてくる。
この選択の問題を決定しようとすると、その前の自我同一性の問題を解決しておかねばならないことにあらためて気づかされるのである。
同一性を確立しないうちに人生の2大選択を決定しようとしても、自分の価値観が不安定で、何を基準にして判断してよいか決まらないからである。
そして結婚と就職が決定すると、次に生じてくるのは、身近な他者の出現である。
身近な伴侶や同僚の出現は、これらの人たちとどのような心理的距離をとり親密性を発揮したらよいか戸惑わせることになる。
親愛の情の表現方法がわからず、身近な他者との距離感がうまくつかめずに、危険視して伴侶や同僚を遠ざけてしまい、孤独な生活を送る人も出てくる。


『産業カウンセリング入門(改訂版) 』より)


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