無料ブログはココログ

« 2006年4月9日 - 2006年4月15日 | トップページ | 2006年4月23日 - 2006年4月29日 »

2006年4月16日 - 2006年4月22日の9件の記事

実際の現場での援助技法

カウンセリングの理論を大別すると、フロイトから端を発した精神分析理論、ワトソンから始まった行動理論、そしてロジャースの提唱した来談者中心療法・クライエント中心主義、の3つになります。これをさらに大分類すると、精神分析理論とクライエント中心主義は「洞察」を重視する「洞察派」、行動主義・理論は「行動」を重視する「行動派」に分けることができます。

このような理論・主義のなか、実際に現場に携わっているカウンセラーたちは、洞察派も行動派も大差はないと認識し始めました。行動と洞察についての臨床と研究の結果には両者に大差がないことがわかり、両者の歩み寄りが図られました。

体系的に展開されたクライエントの洞察に行動計画を補うと、クライエントは最も効果的に活動できるようになるのである。同じように、うまく組み立てられた行動計画に、深められた洞察が結びつけられ、両者が統合されと、最大の効果を収めることができるのである。

以上のことから、人生におけ人間の成長発展は、

洞察→行動→洞察→行動→……(以下同様に循環)

のように進むものであるとヘルピング法では考えています。

(ライフサポート・サークル おなけん)

たまには振り返って

家に帰ったら、玄関に虫かごが置いてあり、かごの隙間に「ささちゃん メス」と書いた厚紙が挟まっていました。子供が一生懸命に書いたようです。子供の一生懸命書いている姿が浮かび微笑ましい気持ちでした。そして、成長をうれしく思いました。

子供に「上手に書けたね」と言ったら、満面の笑みを浮かべていました。今、子供は文字や数字を書くことが楽しくてしょうがないようです。文字を書けるようになったことがうれしいのでしょう。

ふと、子供の姿を見て、自分も色々なことができるようになったり、知ることができるようになってきたけれど、それを楽しむことなく、更なる活動や知識の吸収などに傾注している自分に気づきました。色々なことを追い求めることも大切ですが、すこし振り返って自分の成長を楽しむことも重要であると感じました。

がんばり続けるだけではなく、途中にその成果を実感すること、これってできそうでできないと思いますので、僕はこれを意識的にしていくつもりです。

ちなみに虫かごの中にいたのはダンゴ虫でした。ダンゴ虫は何を食べるのでしょうか?

(ライフサポート・サークル おなけん)

ヘルピング法

カウンセリングにあたっては、様々な理論や技法があります。しかし、カウンセリングを行う側からすると、しっかりとした土台である理論・技法を身につける必要があります。

私自身、複数の理論・技法にふれ、現時点で折衷主義が良い様な気がしています。そして、その折衷主義で代表的なのが、アレン・アイビィの「マイクロカウンセリング」やロバート・カーカフの「ヘルピング法」です。

マイクロカウンセリングは、カウンセリング・心理療法の諸理論・技法をクライエントやその状況に応じて使い分ける理論や方法を提示しています。つまり、どういうときに、どういう人に、どういう方法が適しているかを考える技法なのです。わが国では、1983年ごろから福原真知子らによって主に学生相談の領域でこの技法が紹介されたようです。

これに対して、ヘルピング法は、既存の各種理論・技法を融合し、それをひとつにまとめたもです。誰に対しても同じ手順を踏むという点でアイビィの技法とは異なります。

この二つの技法の本を読みましたが、個人的にはヘルピング法の方が技法の内容やその哲学など、共感できるものがあり、私自身さらにヘルピング法を身に付けたいと思っています。そこで、ヘルピング法について紹介していきたいと思います。きっと日常生活にも役立つことが多いと思いますので、カウンセラーの方だけではなく、広く一般の人にも見ていただければと思います。

なお、これからの要点の取りまとめは『ヘルピングの心理学』ロバート・R・カーカフ/国分康孝・監修(講談社現代新書)をベースにしていきます。

(ライフサポート・サークル おなけん)

株式会社で働くこと

先日、某株式会社の人事部の人と話す機会があって色々とお話を聴いたが、印象的だったのが、「株式」についてだった。

彼いわく「次は東証1部上場を目指しています。そのために社員は一生懸命、残業を惜しまず働いています。みんなかんばっています」。

?????

私には理解不能の世界でした。1部上場で一生懸命働く?
自分が大株主なら別ですけど、そうでない人たちがどうして?

そもそも株式会社というのが、個人的に気に入りません。それは、従業員が一生懸命働いた成果を、お金だけ出している人に搾取されるというのが嫌です。資本主義だから仕方のないことだということかもしれませんが、不労所得者のために働く気にはなりません。
ですから、株式会社で働くなら、私なら給料分程度しか働かないと思います。ましてや株主配当をたくさんするような会社では、適当にしか働きたくありません。
どうして株主配当をするようなところで一生懸命働けるのでしょうか?

株式会社とは不思議な組織であるとつくづく思います。
会社は誰のものか、というようなことが言われますが、従業員のものでなければ一生懸命働かないのは当然のことだといえます。
株主のもの?
そしたら適当に働く、それが当然ではないでしょうか。
自己実現とか働きがいという言葉にだまされず、冷静に働くことを考える必要があると思います。
適当に働いて、生活の糧をえ、生きがいをもって日々を過ごすことの方が大切だと思います。
誰のために一生懸命働いていますか?

(ライフサポート・サークル おなけん)

「最近の働くこと」について

働くということについて、最近はスキルの向上を常に行い、しかもそれは自助努力で、という傾向があるように感じます。それによって、各種専門学校は儲かっているようですが、労働者への負担は大きいようです。
そして、独立事業者のように働くことを要求されている感もあります。友人などを見ていても、そんなに身を粉にして一生懸命働くなら自分で起業したら、と思うのですが、そういうものではないようです。サラリーマンなんだから気楽にと思うのですが、どうも楽をするというのには抵抗があるようです。よく聞く話が、終業時間になっても、他に働いている人がいるので帰れず、遅くまで会社にいるというものです。なぜ帰らないのでしょうか。今日の自分の仕事が終わっているのなら、しっかりと帰るべきです。このような悪習が、組織やそこで働く人のこころとからだを蝕んでいくと感じます。普通が普通で通らない、不思議な会社・組織は多いと思います。
ぜひ「おかしい」という一声を各自が出していただければと思います。些細なことですが、そうすれば、少しずつ良い方向に変わっていくと思います。

(ライフサポート・サークル おなけん)

6つのステップを振返って

キャリア・コンサルティングの6つのステップを記述してきましたが、振返ってみて、実際にこのようなことをすることの難しさと意義に疑問を感じます。

まず第一ステップの「自己理解」でそもそも疑問符です。私自身もそうですが、現在働いている人の何%が自己理解をして就職しているでしょうか。かなり低い率だと思います。また、高校3年生や大学4年生の時にVPI職業興味検査などを行った人がどれくらいいて、それに基づいて就職できた人はどれほどいるでしょうか。
そもそも自己理解は他人から勧められてするものではなく、個人差はありますが高校生や大学生のときに自らが考えるものではないでしょうか。そして、その答えがみつからないまま、色々な経験をしながら、ああでもない、こうでもないと、挑戦や妥協をしていくものだと思います。
そもそも自分にピタリと合う仕事なんてないのではないでしょうか。自分に合うように仕事を変えたり、仕事に合うように自分を変えたりと、工夫して仕事を楽しむものだと思います。それに、仕事に付随して、社風や人間関係など色々な要因があり、特に人事関係は流動的であるのが常ですので、今自分に合っていても、今後も合い続けるとは限りません。
そして、根本的なことを言うと、自己理解なんて、一生かかってもできないと思います。それをしないと就職活動ができないというキャリア・コンサルティングのステップはおかしいと言わざるをえません。
なんとなく理屈にかなっているようなキャリア・コンサルティングですが、こんなことよりも、色々な仕事に就くつもりでとりあえず就職するのが第一歩だと思います。それで、駄目だったらまた違うところを探せば良いと思います。昨今の転職事情からして、色々仕事にチャレンジするのは問題ないといえます。仕事が複雑化・細分化された現在において、これからは、「就職したら、それでおしまい」と思うのではなく、そこからスタートで、色々楽しむというくらいの気持ちがあった方がいいでしょう。そして、そういう気持ちを持てるように支援するのが、キャリア・コンサルタントではないかと考えています。

(ライフサポート・サークル おなけん)

『「生きがい」とは何か』を読んで

「生きがい」とは何かを読みました。この本は非常に丁寧に様々な人の哲学や理論をとりあげ、紹介しながら「生きがい」とは何かを考えさせるものとなっている。心理学、特にパーソナリティについて学んだ人には復習の意味でも良書です。

いくつか、私がアンダーラインを引いたところを下記に記します。

「本当に心豊かな人生を送っているかどうか」という判断の基準は自分しかない。

勤務時間は無理だとしても、せめて自由時間には内部指向で、自分の物差しにあわせて暮らしていくという創造的な生き方ができる人間になるべきであろう。

人間の死はよく学校の卒業にたとえられる。「四年間いて大学を出た」ということが重要なのではない。むしろ、その大学でいかに学び、いかに価値を持った学生時代をすごしたかということが大事なのである。人生80年間に何をしたかということが大切なのであり、80年間をただ無為に生き続けたということが重要なのではない。

彼は(ウルフ)は、人の生きかたには三種類あるという。
(1)みみずのように、ただ、食い、眠り、結婚し、年をとり、死ぬという人生。教育も、読書も、目的も不要。
(2)ビジネス的人生。どれだけ得になるか、勝てるか、奪えるか、だけを考えて生きる
(3)芸術家のように人生を受けとめるという人生。同胞への協力と共感が基本的態度。同胞の福祉のためにもっと豊かに自己を与えて、何かをつけ加えようとする

最後に、章のタイトルである「働くことは生きがいか」ということは考えさせられる内容であり、自分では本当はわかっているのだが、あえて見ないようにしてきた部分に対峙する、良い内容の章であると思いました。一読をオススメします。

(ライフサポート・サークル おなけん)

産業カウンセラー試験対策テキスト

産業カウンセラー試験を受験する人のためのオリジナル・テキストを作成しました。
B5版の3部作(本丸編、二の丸編、三の丸編)で、総ページ約200。
内容は、産業カウンセラー養成講座のテキストをベースにして、各単元ごとに要点整理(参考文献、他参考)し、1問1答の確認テスト(平成10年から15年の過去問参考)を設けました。

テキストはライフサポート・サークルのメンバーが勉強したことを再検討し、まとめたものです。
・本丸編   :ほぼ確実に出題される重要な単元(平成17年度試験ではここだけで6割は解答可能でした)
・二の丸編 :出題される確率は高いが、出題数の少ないもの
・三の丸編 :1割程度しか出題されない単元で、試験合格を安全確実にするための単元
→試験合格には「本丸編」と「二の丸編」の内容を確かなものにしておけば十分だといえます。

関心のある方はこちらからお願い致します。

新たな仕事への適応

最後のステップが「新たな仕事への適応」です。

新たな職務・職場に就いた後の仕事への適応が最終的には重要です。 これができて初めて一連の取組みが成功したと評価することができます。

このステップでの留意点としては、 新しい職場への移動を伴う場合においては、まず、新しい職場環境に適応していくために、人間関係を大切にした真摯な勤務態度が望まれます。

キャリア・コンサルタント、あるいは人事労務管理上としては、クライエントを温かい目で、長期的な視点に立って見守っていくこと等、「育てる環境づくり」が重要となります。そして、新たな仕事に適応して頑張っている人を表彰するなど、自己研鑽を常に図っていくような「土壌づくり」を行うことも重要な事項となります。

(ライフサポート・サークル おなけん)

« 2006年4月9日 - 2006年4月15日 | トップページ | 2006年4月23日 - 2006年4月29日 »