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『正しさの考え方』

私のオススメ本のひとつが『正しさの考え方』です。
学生時代に読んで、未だに影響を受けている本です。
そして最も役立っている思考法が、一番初めに書かれている「正しさの基本構造」についてです。
正しさは「正しい」と「誤り」という2つに分けるという二文法ではないということを述べ、自論を展開されています。これは含蓄があり、カウンセリング時においても、あるいは人間関係においても意識すると良いことだと思います。
それは以下のような内容です。

こちらとあちらの結論は、相矛盾しているけれども、こちらはこちらなりで、あちらはあちらなりでそれなりに正しいということがありうるのではないかと思います。あちらの正しさとは必ずしもならないということです。

正しさとは、円錐形の建物のようなものであると思われます。まず、円錐の建物を思い浮かべてください。その建物のまわりには、らせん状の階段がついています。階段の行き着く先は、唯一の頂点です。これが究極の正しさです。私たちは、この究極の正しさを求めているわけですが、立っている階段の位置によって、頂点の見える位置は異なりますし、進むべき方向は異なるわけです。この頂上に近づいていく方向にあることが、正しいことなのです。あるものは東の方向へ、あるものは西の方向へ行くことが、階段を登ることになり、両者は方向性が矛盾しているようにみえますが、両者にとってそれが正しいということです。階段があるとは、この正しさの階段があるということです。究極の正しさは必ず一点であります(絶対的正しさ)が、私たちはこの正しさからあまりにも遠い位置にあるため、すなわち、この円錐形の建物はあまりにも大きい(地球異常に大きい)ため、それが分からなくなってしまっているといえます。正しさとは、それぞれの人が立っている階段において、間違いなく頂上の方向へ向かっていることをいうのです。正しさとは、この方向性のことをいうのです(相対的正しさ)。


(おなけん)

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