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2006年6月の29件の記事

あがり症の克服①

私自身があがり症なので、いろいろな本や話し方教室などに多額の投資をしました。
そして、結論からすると
『場数を踏む』
これが一番の克服法のようです。

これは多くの本に書かれていることですし、話し方教室に行っても実際にスピーチの実演を何度も行うというものです。療法的には行動療法を利用しているといえます。
では、その場数をどこで踏めば良いのか…
これが問題です。
しかもいきなりストレスの高い場や人々の前でするのは抵抗もあり、ショックを受ける可能性もあります。
一般の教室や講習会への参加費は高額で、気軽にというわけにもいきません。
そこで、まずはみんなあがり症で苦労している人同士があつまり、その中で発表・報告する練習を積めば良いのではないかと思いました。行動療法でいう「系統的脱感作(ストレスの小さいレベルから徐々に練習・行動する方法)」です。

前回もご案内しましたが、その内容はこちらです。

(おなけん)

ストレスに関連するリスク

ストレスに関するリスク(WHO資料より):2分類、9カテゴリー
|→1.労働の内容-①仕事の内容、②作業量と職場、③労働時間、④参加と管理
|→2.仕事の背景-⑤出世、地位、賃金、⑥組織の中での役割、⑦人間関係、⑧組織の文化、⑨家庭と職場の境界

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仕事のストレス
→労働者個人への健康に悪影響
+組織の健全な経営を阻害
⇒ストレス→労働者の仕事に対するモチベーション・職務生産性を低下
→組織の競争力の低下→組織の経営悪化
→更なる労働者個人への負担

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◇ストレスの個人差
・「ストレス要因」:ストレスを生じさせる外界からの刺激のこと
-ストレス要因に対する反応の仕方やその程度は、ストレスを受ける労働者各自によって大きく異なる

(おなけん)

自己管理

自分自身でストレス状態に気づくことが重要

自力で対処できないストレス
→周囲の協力・サポートを要請
⇒早期発見と早期の介入が重要
※安易な自己判断はしないように注意

社内におけるメンタルヘルス対策
→うつ病の症状にフォーカスした早期発見・早期回復のできる体制構築が切望

職場の対応
①自己管理手段の確立:労働時間(残業)管理、職務の進行予定立案、など
②心理的な安定感や職場同僚との共有感の向上←適度なコミュニケーションが重要

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◇2006年の労働安全衛生法改正
労働者の労働時間の状況等が一定の要件を満たす場合、事業者はその労働者に対して医師による面接指導を行うなどの措置を講じなければならなくなりました。

(おなけん)

使用者とは

労働基準法では、「使用者」とは、第10条で「事業主または事業の経営担当者その他その事業の労働者に関する事項ついて、事業主のために行為するすべての者をいう」とされています。
すなわち、「使用者」とは、その会社の労働者について、会社のために労働関係に関する行為を行うすべての者が該当します。したがって、社長、役員、部長、課長だけでなく、たとえ、係長・主任であっても部下を一人でも指揮命令すれば、「使用者」となることがあります。
一方、部長・課長であっても、単に上司の命令の伝達者であれば、使用者とはみなされません。

その一方で、第9条では「労働者」とは「事業または事業所に使用される者で、賃金を支払われる者」とされていますから、役職名にかかわらず「労働の対償」として「賃金」を支払われている者は「労働者」にも該当します(「労働者」に該当しない使用者とは、役員報酬だけを支払われている役員や個人事業主です)。

(SYN)

安全配慮義務

安全配慮義務:事業者が労働者に対して負っている労働契約上の債務で、事業者が事業遂行のために施設管理や労務管理にあたり、労働者の生命及び健康などを危険から保護するように配慮すべき義務(1975年最高裁判所判例から概念的に確定)

安全配慮義務の及ぶ範囲
当初:労働に直接起因する健康障害を起こさないように配慮
現在:労働に密接な関連を有する健康障害を起こさないように配慮
→職場で発生するメンタルヘルス問題を含めて安全配慮義務の範囲という理解が促進

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労働安全衛生法には労働者の責務として「労働者の労働災害防止義務」あり
→労働者は事業者が提供する労働災害の防止措置行動を取るように指示
+健康管理面:健康診断の受診義務、保健指導後の健康管理義務、健康の保持増進義務←労働者自身が自己管理することの努力義務

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職場の不要な労働災害の発生防止策
・事業者による災害防止措置
・労働者による災害防止のための協力
・労働者自身の健康管理義務(自己保健義務)

(おなけん)

過重労働の健康影響メカニズム

過重労働、長時間労働などのストレス要因
→交感神経系と内分泌系を刺激
→アドレナリンやノルアドレナリンの高分泌
→血圧の上昇、血糖値の上昇

長時間

高血圧症、高脂血症、糖尿病

(別ルート)
ストレス要因→ストレス緩衝→不健康な生活スタイル(喫煙・飲酒の増加など)
高血圧症、高脂血症、糖尿病の悪化

◇過重労働・長時間労働固有の問題
帰宅時間の遅延
→睡眠時間の減少
→疲労回復が困難(疲労の蓄積)
→心理的にも疲弊→不安定

(おなけん)

過重労働の健康への影響

過重労働=過重な時間外労働
→労働者の健康を害するという科学的因果関係は未証明

「過労死」(「産業医のための過重労働による健康障害防止マニュアル」の定義)

過度な労働負担が誘因となって、高血圧や動脈硬化などの基礎疾患が悪化、脳血管疾患や虚血性疾患、急性心不全などを発症し、永久的労働不能又はしに至った状態

→動脈硬化などの基礎疾患+過重労働⇒循環器系疾患事故

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労働者の健康状態
定期健康診断における有所見者→労働者の4~5割
-最も異常所見率のの高い項目:血液検査の「脂質検査(コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール)」=いわゆる「高脂血症」
高脂血症→動脈硬化を促進する危険因子

(おなけん)

心の健康問題に関する近年の動向

従来:メンタルヘルス不全→個人の問題
・自殺=自損行為→労災の業務上認定×
・うつ病=内因性による精神障害
→労災の業務上認定×

近年:メンタルヘルス不全者や自殺者-一定の要件を満たせば労災認定の対象
業務と関連性をもつメンタルヘルス不全→事業者の管理責任、企業のイメージダウン

メンタルヘルス不全の労働者→自らを責めない
→職場の改善すべき点、勤務状況の変更、直属上司・産業保健スタッフなどに何らかの対処を要求
→労働者の1つの権利

(おなけん)

心の健康問題への誤解

・心の健康問題は自分とは関係ない→×
-メンタルヘルス不全は誰しもがなりうる可能性あり
○将来の発症の予測→×
理由)①医学的に困難、②うつ病と親和性の高いとされている病前性格は組織人としての高い順応性・パフォーマンス源となりうるもので判断が困難、③過労自殺者の多くが直前まで「仕事ができる人」と評価されており、未受診

メンタルヘルス不全は、個人の問題ではなく、職場の問題として捉えることが重要

・睡眠を削って残業をするのは「美徳」→×
睡眠は重要
→「睡眠が健康な間はメンタルヘルスに深刻な問題を生じない」
睡眠時間:個人差はありますが、2日単位で12~16時間が必要

・メンタルヘルス不全は治らない→×
-例)「統合失調症は様々な経過をたどるが約3分の1は医学的にも社会的にも完全に回復する。初発患者の場合、早期に進歩した薬物療法と心理的ケアを受ければ約半数は長期にわたる完全な回復を期待できる」(WHO健康報告2001)

・メンタルヘルス不全は遺伝性疾患→×
-その人の病気へのなりやすさ(発症脆弱性)とストレスを引き起こす環境要因が複雑に絡み合って発生(『脆弱性ストレスモデル』)

(おなけん)

あがり症克服勉強会

あがり症について前回書かせていただきました()が、実際に克服勉強会を開催したいと思います。
そこで開催に先立ちまして、参加者を募集させていただきます。
内容は以下に記しますが、不明な点等がありましたら気軽に質問してください。

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◇あがり症克服勉強会
内容:人前で話すことの練習、グループワーク、自己開示、アサーション・トレーニング、などを通じて、人前で話すことが苦にならないようにすることを目標とします。
開催場所:東京都内
時間:平日の夕方6時半から2時間ほど
開催頻度:月1~2回
※各回1回完結の内容にし、いつでも参加できるようなものにしたいと思っています。
費用:1000円/1回
実行人数:5名以上
将来のひとつの目標:当サークルの勉強会で講師デビューなど

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簡単ではありますが、このような勉強会に興味がございましたら、件名に「あがり症克服勉強会開催希望」と記入の上、こちらにメールいただけますようお願いします。
一定の人数になりましたら、日程等を確定し、正式な開催をお知らせしたいと思います。

一緒に新たなステージに飛び立ちましょう!!

(おなけん)

メンタルヘルス不全②

◇アルコール依存症
依存症へのプロセス:習慣飲酒→ブラックアウト(思い出せない)→アルコール依存
問題行動:飲み会での逸脱行動、飲みすぎによる遅刻・欠勤、アルコール臭、など
治療:完全断酒

◇パニック障害
症状:不安発作、予期不安→外出恐怖、広場恐怖
治療:薬物治療中心(一般的に服薬は1年以上継続)

◇適応障害
プロセス:明らかなストレス→3ヶ月以内に不安、憂うつな気分、行為の障害が出現
→仕事や日常生活に支障
解消:ストレス状態がなくなると、半年以内に症状は消失
解決策:契機となった職場要因の調整・修正(第1ステップ)

(おなけん)

メンタルヘルス不全①

「メンタルヘルス不全」とは、心の不健康状態を総称する言葉です。
※メンタルヘルス不全は、践的な有用性から ① 精神病、② 神経症、③ 心身症の3つに分けられます。

メンタルヘルス不全のサイン:業務能率の低下、勤務状況の悪化、対人関係の悪化(職場トラブルの増加)、など

◇うつ病
現在、職場でもっとも問題になることが多いメンタルヘルス不全はうつ病
→人口の2~3%にみられる疾病
症状:朝の不調、仕事の不調、生活の不調、身体の不調(不眠、疲れやすい、頭痛、など)
→特に「興味の減退」と「快体験の喪失」が2週間以上継続
+普段の行為が辛くなった場合→うつ病の可能性・大
治療:心理的疲労回復→休養と服薬

◇統合失調症
10代後半から30代前半の若年者に発症確率・高
症状:妄想、幻聴
後遺障害:コミュニケーション障害、意欲・自発性欠如、引きこもり傾向、など
治療:薬物療法中心、長期の休職が必要


(おなけん)

子供の成長

昨日は、幼稚園の父親参観でした。
幼稚園での生活をみて、「ずいぶん成長したなぁ」と感激しました。
父の日にちなんだ歌をクラスで歌ってくれたのですが、小さかったときのこととか色々思い出してジーンとしました。

途中、クラス対抗の騎馬戦があり、子供を背負って走り回りました。すっかりバテてしまいましたが、何とか奮闘できたので、子供からの評価は
「お父さんすごい!」ということで◎。
そういえば、うちの子はまだ僕が以前「お父さんは仮面ライダーなんだよ。でも誰にも言っては駄目だよ」と言ってから、僕が仮面ライダーだと信じています。たまに「変身して本気出して」と言います。どうしたらよいものか…
でも、これに便乗して、土日は「昨日お父さん怪獣やっつけて、怪我してるから」と、家でゴロゴロ(^。^)。子供も納得。かみさんだけは怒っていますが^_^;

話は変わりますが、最近の子供が被害者となる事件の多さ。子供をもつ親は気が気ではないと思います。子供が安心して暮らせる地域づくりは大切なことだと痛感している今日この頃です。そのために何をしたら良いか、みんなで考える時代なのかもしれませんね。私も機会があれば、そのようなことを考える会などに参加したいと思っています。
僕が今働いているのは、「子供のため」「子供と一緒に遊びたいため」ですから。

(おなけん)

ストレス関連疾患(心身症)

心身症:その身体疾患と心理社会的要因(ストレス)との間に時間的関連性(→心身相関)が認められるもの

心身症→いわゆる心の病×
|→目に見えるような異常の発生(例.胃潰瘍)
|→機能システムの異常の発生(例.過敏性腸症候群)


心身症に影響を及ぼす要因:「心理社会的因子」
→仕事に関連したストレスが重要な因子

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勤労者にみられる主な心身症

○過敏性腸症候群
|→下痢型
→便秘型
→下痢と便秘の交代型(不安定型)
※長期化する前に専門医による薬物治療や精神療法を受けることが必要

 ○緊張型頭痛
→じわじわとした連続的な痛みが特徴
対処:適宜リラックス、入浴、軽い運動

○摂食障害
|→神経性食用不振症←「肥満恐怖」
|→神経性大食症

(おなけん)

産業ストレス

・仕事に関するストレスを自覚している労働者の割合
→1997年以降6割超
・自殺者総数
→1998年以降3万人超
・有職者の自殺件数
→7千から9千人
・業務による精神障害の労災申請や認定件数は年々増加
→2004年度、
労災申請527件、認定件数130件(24.7%)
・脳・心血管障害(過労死)
2004年度、労災申請816件、認定件数294件(36.0%)

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職業(産業)ストレスモデルとしては、多くのモデルが提唱
→最も包括的モデル
→米国労働安全保健研究所(NIOSH)

職場のストレッサーの発生

|←個人的要因(年齢、性別、性格など)
|←仕事以外の要因(家族、家庭からの欲求など)
|←緩衝要因(社会的支援、家族など)

急性のストレス反応
(心理的反応、生理的反応、行動化)

疾病

(おなけん)

ストレスによる健康障害メカニズム②

自律神経(交感神経と副交感神経)の中枢は視床下部

感情の中枢である大脳辺縁系に距離的に近い

不安を感じたときに動悸、悲しいときに食欲がない等が発生するのは、感情と自律神経系が密接に関係

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強いストレッサー

交感神経が優位

アドレナリンが血中に分泌

血圧や心拍数の増加、血液凝固の促進、胃粘膜血流低下、など

高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、脳卒中などを誘発

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副交感神経

睡眠や休息時などのエネルギー補給時に優位
or
一時的に興奮した交感神経の抑制・バランス調整
+消化器の機能調整

ストレッサーによって調整機能×

胃潰瘍、下痢、過敏性腸症候群
などを誘発

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強いストレッサー

免疫反応を担うリンパ球やナチュラルキラー(NK)細胞の働きを抑制

感冒(おもにウイルスによって起こる呼吸器系の炎症の総称。発熱・頭痛・のどの痛み・せきなど)、ヘルペス、慢性扁桃炎、がんの発生などを誘発

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(おなけん)

ストレスによる健康障害メカニズム①

人はストレッサーに直面すると、その負担・負荷の程度を「大脳皮質」で評価します。

次に、それが感情の中枢である「大脳辺縁系」に伝達され、①不安等の感情と、②ストレス反応を軽減するための何らかの行動、を引き起こします。
感情は脳内の神経伝達物質によって生じるのですが、これは不安や意欲なとど密接に関係しており、これらの神経伝達物質の生成や伝達が阻害されるとうつ病や不安障害などを引き起こします。

さらに、大脳辺縁系で発生した刺激は視床下部に伝達され、ストレス反応として、自律神経系、内分泌系、免疫系の反応を生じさせます。

内分泌の中枢である視床下部の神経細胞が活性化

脳下垂体、副腎皮質系を刺激するホルモン類が生産

糖の生成の促進、免疫反応の抑制、胃酸分泌促進作用

糖尿病、胃・十二指腸潰瘍、感染抵抗力の低下

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強いストレス状態時に、交感神経系が興奮

ホルモンの中のアドレナリンが分泌

血圧や心拍数の増加、血液凝固の促進、胃粘膜血流低下、など

高血圧、狭心症、心筋梗塞、不整脈、脳卒中を誘発

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(おなけん)

ストレスとは

ストレスについての定義はありませんが、以下のような形で一般的に理解されています。

「ストレッサー(ストレス要因)」が「ストレス反応」を引き起こす。

ストレッサーとは、
個人の負担・負荷となる、人間関係や仕事の量・質、長時間労働などの外部からの刺激のことです。

ストレス反応とは、ストレッサーによって引き起こされた、不満や不安などの「心理的反応」や、疲労や不眠などの「身体(生理)的反応」、飲酒や喫煙の増加、事故などの「行動的反応(行動化)」のことです。

この両者をあわせたものを「ストレス」と総称しています。一般には、ストレッサーやストレス反応を区別することなくストレスという言葉が用いられていますが、「ストレスが多い」といった場合は「ストレッサーが多い」ことを、「ストレスでイライラする」といった場合は「ストレス反応がある」ことをあらわします。

(おなけん)

メンタルヘルスケアの方針と計画

メンタルヘルスケアにおいて、事業者がその方針を表明することは有意義です。
それにあたって以下の事項を盛り込むことを検討する必要があります。

・メンタルヘルスケアの重要性の認識
・職場全体を巻き込んでの対策
・プライバシーへの配慮
・継続的実施

「労働者の心の健康の保持増進のための指針」(2006年3月・厚生労働省)では、「心の健康づくり計画」で定める事項として以下の事項を記しています。

・事業者がメンタルヘルスケアを積極的に推進する旨の表明に関すること
・事業場における心の健康づくりの体制の整備に関すること
・事業場における問題点の把握及びメンタルヘルスケアの実施に関すること
・メンタルヘルスケアを行うために必要な人材の確保及び事業場外資源の活用に関すること
・労働者の健康情報の保護に関すること
・心の健康づくり計画の実施状況の評価及び計画の見直しに関すること
・その他労働者の心の健康づくりに必要な措置に関すること

このような「心の健康づくり計画」はメンタルヘルスケアに関することであるが、このようなことも労働安全衛生法に基づく安全衛生活動の一部になっています。

(おなけん)

労働者のストレスの現状

これから『メンタルヘルス・マネジメント検定試験公式テキストⅢ種(セルフケア)』の要点を紹介していきたいと思います。
初回は、「労働者のストレスの現状」です。

・労働者の6割以上が、仕事や職業生活に強いストレスを実感
・仕事や職業生活に関する強い不安・悩み・ストレスの要因の上位4つ:「職場の人間関係の問題(女性1位)」「仕事の量の問題」「仕事の質の問題」「会社の将来性の問題(男性1位)」
・労働者の1.7%が心の健康問題を保有
・労働者の自殺者は年間約9000人(自殺者数は7年連続で3万人超)
・年齢が高くなるほど、相談できる相手がいる割合、及び実際に相談したことがある割合が低い傾向

(おなけん)

心理テストについて

今日は電車で女子大生のおもしろい会話を聞きました。心理学系の2人の女子学生で、片方の女性が心理テストや体系によるパーソナリティの類型についての授業がおもしろく、よく当たっているというものでした。

こういう話はカウンセリングの勉強会なんかに参加しても良く聞くことです。そして、その結果を結構重視する傾向があることです。このような人を類型化するのは結構好きな人が多いのではないかと思います。しかし、自分が分けられるのは嫌いな人も多いのではないかとも思います。

カウンセリングに携わるものとしては、やはり心理テストはサブ的なものであり、結果についてはあくまでも利用するレベルにとどめ、思わしくない結果については、テスト自体がおかしいということを意識すべきであろうと思います。決してテストや体型・見た目などで人を判断(アセスメント)するべきではありません。

私も多くの心理テストに学習のためにトライしてきましたが、これはというものに出会ったことはありません。結果がでると自分タイプだけを見ると当たっているような気がしますが、全タイプを読み込むとどれも自分に当てはまるものがあることに気づくはずです。正直、勉強すればするほど当たらないものだと思うようになりました。結局、カウンセリングにあたってクライエントにやる気を与えたり、気づきを与えたりするためのツールであると、私は思っています。

(おなけん)

『弓と矢の国』を読んで

今日は、以前読んだ『弓と矢の国-ハーマンモデルに基づいた行動分析』を読み返してみました。文字の多い絵本のようなものなので、一時間で十分全部読めます。

この本には4つの国(タイプ)の民が登場します。サル、ネズミ、ゾウ、キリンです。

・サルは、自国を良くするためにどうしたら良いか、過去の事実を分析して日々考えています。特にデータを使うのが得意です。

・ネズミは、先のことを考える前に目の前のことを実行しようと、決められた計画通りいつものように朝から晩まで一生懸命働きます。決められたとおり、きちんとするのが得意です。

・ゾウは、ゆったりと構え、みんなにやさしく、のんびりと暮らしています。みんなのことを気づかうことが得意です。

・キリンは、アイデアを出し合い、生きる工夫をします。まったく新しいものを、奇抜なものを考えるのが得意です。

このような国民は、1人の人の中に混在している住人でもあるし、会社や組織にいる人々でもあります。
弓矢を作る大会でこの4国民は対決するのですが、その話は単純なのですが、奥が深く、考えさせられます。組織はどのようにあるべきなのか? 人はそれぞれ良い面を持っているということと、完璧ではないということ。そのた色々と気づいたりすることもあります。

組織や人間関係に疑問が生じたときなどに、ぜひ一読していただきたい本です。

(おなけん)

労働時間等設定改善法②

「労働時間等の設定に関する特別措置法」(「労働時間等設定改善法」)では、「時短促進法」で国が策定するものとされていた「労働時間短縮推進計画」に代えて、厚生労働大臣が事業主等の責務に関し、事業主等が適切に対処するための指針「労働時間設定改善指針」を定めることとされました。

また、企業においては、「労働時間短縮推進委員会」を「労働時間等設定改善委員会」にあらため、従前通り、決議事項を労使協定に代えることができることとするだけでなく、一定の要件に適合する「衛生委員会・安全衛生委員会」(何の法律で規定されているか、ご存知ですね?)を「労働時間等設定改善委員会」とみなすことができることとしました。これによって、労働時間問題と安全衛生問題を一つの委員会で審議・検討できるようになりました。

(SYN)

労働時間等設定改善法

今年(2006年)の4月1日から改正労働安全衛生法が施行されましたが、同時に、「労働時間の短縮に関する臨時措置法」(いわゆる「時短促進法」)が改正され、名称も「労働時間等の設定に関する特別措置法」(「労働時間等設定改善法」)と改称され、施行されています。

事業主の責務として、業務の繁閑に応じた労働者の始業および終業の時刻の設定、年次有給休暇を取得しやすい環境の整備等に努める事が定められました。

また、労働時間等の設定にあたり、「健康の保持に努める必要があると認められる労働者」に対し休暇の付与を認めるほか、「子の養育または家族の介護を行う労働者」「単身赴任者」「自ら職業に関する教育訓練を受ける労働者」等の、特に配慮を必要とする労働者について、その事情を考慮するよう努めることとされました。

「・・・努めるものとする」という表現が多くてわかりにくいですね。試験対策的には、文末を「・・・しなければならない」に変えたひっかけ問題を作りやすいように思います。

(SYN)

コミュニケーションの基本

以前紹介した「人生いかに生きるべきか」のなかから、コミュニケーションの基本について述べられているので、その項目を参考までに挙げたい。非常に大切なことであり、含意のある言葉だと思いました。

・対話に一番必要なのは裏表のなさである。
・相互理解に努める。
・互いに相手に純粋な敬意を払う。
・互いが本当の意味で対話に参加する。
・お互いが積極的な聞き手となる。
・互いが自発的に、リハーサルなしの状態で参加している。
・問題に対する認識を共有する。
・評価を急がない。
・互いに助けあって自分の考えを明確化する。
・異なる意見にも常に心を開き、相手が正しければ自分の考えを改める。

そして最後に、クラーム・ムスターカス『愛と孤独』の一節で締められています。

自己と他者が一体となり、コミュニケーションが単にことばのやりとりを超えた真の人間的な交わりとなったとき、人は最高の意味で「生きている」と言えるのである。ときには、このようなことはほとんど不可能に思えるが、それが現実となったときのすばらしさは喩えようもない。

 

(おなけん)

あがり症克服への取組み

前回は「あがり症克服の勉強会」について書きましたが、私自身、かなり色々な取組みをしてきました。話し方教室のようなところにいくつか通ったり、その教室のはじめの挨拶・講師紹介等もしました。それに関係する本もたくさん読みました。

結論から言うと、どれもあまり役立ちませんでした。

では、どうしたら良いか…

少し克服の兆しがみえる私の経験からすると、当たり前ですが「慣れ」が大切です。論理療法的に自分のイラショナルビリーフを変えたり、色々な努力をするよりもともかく安心できる場で話すことです。
安心できる場とは、自分を攻撃的・批判的にみることのない人たちのいる場所のことです。あがり症のひとつの原因に、「上手く見られたい」というのもありますが、「下手でみんなに嫌な思いをさせたくない」という思いに囚われているというのがあります。このような気持ちが起こりにくくするためにも、安心できる場で場慣れしていき、徐々にあがり症を克服するのが一番かと思います。

「『あがり症
から『講師・インストラクターになる」をコンセプトにした勉強会を考えています。賛同いただける方はこちらにメールお願いします。

(おなけん)

あがり症克服勉強会について

私は極度のあがり症です。以前、毎日新聞で以下のような記事が掲載されていました。

[上がり性:実は病気? 社会不安障害は300万人]
 大勢の前でのスピーチが苦手とされる日本人。実はそうした人の中には、精神の疾患「社会不安障害」(SAD)の可能性があるという。国内の患者数は推計300万人ともいわれる。
 上がり性は普通、年齢とともに収まってくるが、そうでない人もいる。田島治杏林大教授(精神保健学)は、「症状を抱えていても、病気と思わない人が多い。人前に出ることへの不安感が強い人は一度精神科を受診してみては」と話す。
 SADは外傷後ストレス障害(PTSD)などと同じ不安障害の一つ。以前は「対人恐怖症」などと呼ばれたが、明確な疾患とはされていなかった。人前で恥ずかしい思いをするのではないかと不安になり、大量の発汗や動悸(どうき)、頭痛などの症状が続く。上がり性との違いは、SADは不安が著しく強いため日常生活が送りづらくなる点だ。
 日本国内では昨年10月、アステラス製薬などが開発したうつ病治療薬がSADにも使えるようになった。これまで心理療法が主流だったが、この薬の登場で薬物療法を求める患者が増えているという。だが、薬に頼る治療法には異論もある。ある精神科医は「ある症状を一つの病名で表しにくいのが精神疾患。薬には副作用がないとは言えないので、すぐに薬を飲むというのではなく、医師と相談しながら心理療法を取り入れることも一つの手です」と指摘する。

こういう記事を読むと、自分はあがり症ではなくSADではないかと思ってしまいました。もしかしたら私と同じようなことを感じている人もいるのではないでしょうか?
そこで、自分は「あがり症」だと思っている人で、それを克服したいと思っている方がいらっしゃったら、ぜひ一緒に取り組みませんか。場所は、都内で夕方6時半から2時間ほどと思っています。費用は会場費等として1回1000円~2000円を考えています。もし感心・興味がある人がいましたらこちらまで、件名を「あがり症克服勉強会開催希望」としメールしてください。人数が集まったら、開催したいと思います。みなさんからのご意見・ご感想もお待ちしております<(_ _)>

(おなけん)

36協定

使用者が法定の労働時間を超えて労働者を労働させる場合(法定時間外労働)、または、法定の休日に労働させる場合(法定休日労働)には、あらかじめ労使で書面による協定(労使協定)を締結し、これを労働基準監督署長に届け出ることが必要です。

この場合、就業規則には「業務上必要があるときは、時間外・休日労働を命ずることがある」旨の定めをすることで、使用者は労働者に対し時間外・休日労働を命ずることができ、労働者は労働契約に従って時間外・休日労働の義務を負うことになります。

また、この労使協定とは、使用者は労働者の過半数で組織する労働組合等との間で、労働基準法第36条に定める時間外・休日労働に関して締結するものです。この協定のことを法第36条に規定されていることから、通称「36協定」といいます。

なお、満18才に満たない者(年少者)については法第36条が適用できませんので、年少者については36協定があっても法定時間外労働及び法定休日労働はできません。

また、妊娠中の女性及び産後1年を経過しない女性(妊産婦)が請求した場合には、法定時間外労働及び法定休日労働をさせることはできません。

ところで、先日、勤務先の36協定の届出をするために、会社の人事の担当者と一緒に労基署に行ってきました。労組が同行する必要はないのですが、後学のために同行させてもらいました。受付で人事の担当者から一言二言説明し、受付印を押してもらいました。その間、数分。書類をちゃんと書いていれば、簡単に受け付けてもらえるんですね。

(SYN)

カウンセリングとコーチングの違い

コーチング講座に通い始めました。
”初歩の初歩”の段階なので、まだまだ本格的なトレーニングではありませんが、受講者が1対1になって一方がクライアント役、もう一方がコーチ役になり、与えられたテーマについてクライアントが話し、コーチが意思決定や本当に言いたいことを明確化するような質問をしていく、という数分のトレーニングをやっています。
他の受講者(素人さん)に比べると、カウンセリングの訓練のおかげで「傾聴」はできるようになっていますが、チャンクダウン(話をほぐす、分解する)、チャンクアップ(話をまとめていく、要約させる)、スライドアウト(話題の対象を広げる)といったテクニックはなかなかできません。ついつい、感情に応答し、言いかえをして、要約するといったことをしてしまいます。
それでも、相手からは「話を聴いてもらえてよかった」と言ってもらえますが・・・・・・・。カウンセリングとコーチングの違いを体感しています。

(SYN)

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