意味の意識化
意味の意識化とは、「ヘルパーがヘルピーの経験がヘルピーにとってどんな意味を持っているのかを、自分のものとして捉えること」です。つまり、「その状況がヘルピーにどう影響を与えているのか」ということを明確化することにです。
意味の意識化にあたっては、①ヘルピーの話のテーマの明確化、②ヘルピーの経験をヘルパー自身のこととして捉えること、③その経験がヘルピーにどのような意味があるのか、が大切なポイントです。
意識化技法を通じて、ヘルピーは経験を内面的に自覚し、自分の経験に対して責任を持つようになります。そして、その経験が自分にとって何を意味するのかがわかるにつれ、ヘルピーは自分がどうしたらよいのかがわかってくるのです。
「ヘルピーの話のテーマの明確化」にあたっての定型句として、「いつも状況が○○なので、あなたは○○なのですね」があります。例えば、「いつも会社内の人が協力的ではないので、あなたはイライラするのですね」。
「経験の内面化」にあたっての定型句としては、「あなたは○○なので、○○と感じているんですね」があります。例えば、「あなたは、社内の人が協力してくれないので、イライラするのですね」。
最後に「経験の個人的意味の意識化」にあたっての定型句としては、「あなたは(個人的意味)ということで、○○と感じているんですね」があります。例えば、「あなたは、自分の仕事を誰も手伝ってくれないので、イライラするのですね」。
言葉ではなかなか説明が難しいですが、大切なことは「ヘルピーの経験をヘルパー自身のものとして感じること」です。
(おなけん)
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