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なぜヘルピングなのか

ヘルピング(法)は、どうしてカウンセリングではなく、独自のヘルピングという概念を導入したのでしょうか。それは、以下のような理由によるからです。

ヘルピングという概念は、①従来のカウンセリングよりも広い領域をカバーするものであり、②「カウンセラーとクライエント」というように、役割を固定しない方が良いという発想に基づいています。

従来のカウンセリングはカウンセラーとクライエントの人間関係に特定されていたが、この特定された人間関係の原理と技法を一般化し、教師と生徒、ナースと患者、課長と課員、弁護士と依頼人、先輩と後輩、寮監と寮生という具合に、日常生活の中での人間関係にも役立つ援助法に組み立てなおしたことである。

しかもこのヘルピング関係はカウンセラーとクライエント関係のように固定してなく、今日は部下のヘルパーになった課長が、明日はヘルピーになって部下からワープロの扱い方を教わることである。今日はヘルパーの教師が明日はヘルピーになって生徒に「この学級はどうしたらもっとまとまるようになるだろうか」「ぼくの教え方の改善点はどこだろうか」とヘルプを仰ぐ図がカーカフにある。つまりヘルパーとヘルピーは同じ仲間同士であるとの思想である。

ヘルピング法の根底には、カウンセラー・療法家とクライエントという視点から援助を考えるのではなく、ヘルパーとヘルピーという関係(=人間的な成長を目指すチームのメンバー)という視点があるのです。

(ライフサポート・サークル おなけん)

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