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2005年12月の3件の記事

カウンセラーに必要な条件②

ロジャーズはカウンセリングの第一歩は、共感的理解に始まると述べています。
平木さんは、共感は、「頭で相手について理解することでも、相手に取り込まれて理解することでもないことを強調した。それは、『あたかも相手の気持ちになったように』に理解することであり、『相手の内側から相手をとらえよう』とすることだという」
と書いています。
非常にわかりにくく、実感しづらいものだと思います。よく「共感」と「同感」は違うということが言われますが、なかなか区別するのは難しいです。
今日、たまたま電車で「カウンセリング・マインドの育て方(岩井俊憲・著)」を読んでいると、うまく「共感」を「町の愚か者とロバ」という寓話を使って表現している箇所があったので紹介します。
「ロシアのある小さな町の自慢は、たった一匹のロバだった。そのロバがどういうわけか突然いなくなってしまったので、町中が大騒ぎになった。町の長老たちの秘密の会議が招集され、三日三晩、長老たちはその席でロバがいなくなった理論上の動機と原因は何か、どうすればロバを見つけられるかを真面目くさって話し合った。重々しい会議の最中、誰かがノックする音が聞こえた。町の愚か者が入ってきて、迷子になったロバを見つけたと言うのである。長老たちが知恵を絞ってもだめだったのに、どうやってロバを見つけることができたのか、と愚か者に尋ねると、彼は答えた。
『ロバがいなくなったと聞いて、私はロバ小屋に行き、ロバと同じように壁に向かって立ってみました。そしてロバになったつもりで、私だったら小屋を抜け出してどこへ行くだろうか、と考えてみたのです。それからその場所へ行き、ロバを見つけました』」
人間(自分)の目で見、聞き、感じたのが長老たちであり、ロバ(相手)の
目で見、聞き、感じたのが愚か者です。
長老たちと愚か者を比較することによって
「共感」の意味がつかめるのではないでしょうか。
我々は人の話を聞くとき、長老たちと同じように姿勢のときが多いと思います。これからは、愚か者の聴き方も少し意識してみてください。

カウンセラーに必要な条件①

カウンセラーに必要な条件として、ロジャーズの説いた「受容」「共感」「自己一致」が良く挙げられます。
3つとも内容はわかりづらく、何となくわかっても今度は実際にそれを実現するのは難しいです。
今回は、「受容」について説明します(平木典子著「カウンセリングの話」参考)。
受容は、端的に言うと「人を大切にする気持ち」です。
そんなこと当然、あるいは簡単と思うかもしれませんが、カウンセリングの実習訓練をしていると価値観の違う人に出会う機会があります。そうすると、この人何を悩んでいるのか、考え方が少し違うのではないか、というときがあります。
そして、そんなことが頭をよぎると、相手にすぐ気づかれてしまいます。すると、カウンセリングは失敗する可能性が高くなります。
相手の気持ち・心をそのまま、あるがままに受け止めて、クライアントと向き合うことは、相手との一番最初の信頼関係づくりからとても大切なことです。
平木さんの本には、カウンセラーが受容を身につけるためには、「カウンセラーは自分自身が好きであることが必要である」と述べています。そして、「他人を好きになるには、まず、自分自身を好きであることが大切であって、他者受容は自己受容に始まることを忘れてはならない」と続けています。
これは、子供の教育も同じです。親が自分を好きでなかっり、あるいは自分に自信がなかったりしたら、子供は心のどこかで不安を感じるものです。そして、子ども自身が自信のない子供になっていく可能性があります。
カウンセラーは、何かに優れているとかではなく、ありのままの自分が自然に好きであるという態度を身に付けることが重要だということです。

スローライフのすすめ

「自分らしく」生きることが一番良い生き方だと個人的には思っています。
他者と比較せず、今、自分が無理なく、健康で楽しく暮らすことが大事、と。
しかし、最近、必要以上にHPなどから情報を収集している自分に気づき、ハッとしました。
「無理している」と。
情報化社会のなかで、色々なことを知っていないといけない、というような意識が自分に働いたようです。別に知らなくたって良いのに、人間はつい欲が出るみたいです。
もっと自分をしっかり持って、世の中の動きにも、自分のペースで関わって行きたいと再確認しました。
ゆっくりと自分のペース、スローライフを意識していきたいと思います。
以前もそんなことを思い、市民農園を借り、晴耕雨読的な休日を楽しんでいました。
が、いつのまにか情報社会の一員として機能しなくてはという思いに駆られていました。
今日から、また、自分らしいスローライフをスタートします>^_^<

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