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『こころの対話者』を読んで

『こころの対話者』鈴木秀子・著(文春新書)を通勤時間に読みました。
傾聴の基本が書かれていて、かつわかりやすくて良い本だと思います。
はじめての人にも良いですし、勉強した人にも知識整理のために非常に良い本です。
何箇所が、僕がラインを引いたところを引用させていただきます。

・相手の言うことを最初から価値の低いものと判断してしまうことを、心理学では「プロセス・ロス」と呼び、コミュニケーション上の大きな損失と位置づけている。
・アクティブ・リスニングにおいて理想的な聞き方は、シュナイターがいう「心の沈黙」の状態だが、悩みや問題を抱えた人々の話を聞いていると、私たちの心がざわついてくるのも自然のことだ。
 たとえば同僚があなたに、「川口部長ほど卑劣な人間はいない。最低だよ、あれは」と憎々しげに言ったとする。あなたがその部長に少なからぬ敬意を抱いていたとすれば、「この人はなんてひどいことを言うんだ」という怒りを感じるかもしれない。
 そういうときは、その気持ちを無視するのでも、押さえ込むのでもなく、「ああ、いま私は怒っているな」「いま私は、いらいらしているな」といったことを第三者的に観察してほしい。これが「フォーカシング(焦点合わせ)」と呼ばれる技法である。

その他、参考になった点:
質問の重要性を7つ挙げている。
①質問によって相手を大切なしていることを伝える
②相手を元気にさせる質問
③開く質問と閉じる質問
④答える気になる質問
⑤「水路づけ」の質問
⑥質問で話題を探す
⑦話を整理する質問

九〇対10の公式

心を開くアイスプレーキング

意味の自覚化=当事者化

などなど。

カウンセリングで、つい忘れてしまいがちなことを思い出させてくれる一冊でした。

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