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産業カウンセラーの活動領域(1)~メンタルヘルス対策への援助(前回の続き①)~

前回は、心の健康の維持・増進におけるカウンセリングについて説明しましたが、今回はリラクセーションとメンタルヘルス教育を採り上げます。

リラクセーション

産業カウンセラーは、ストレスの解消法としてリラクセーションの知識と方法を身に付け、指導できることが必要です。

リラクセーションの方法としては、香りを使うアロマテラピーや音楽、ストレッチング、自律訓練法、森林浴など様々です。すべてを身に付けることはできませんが、いくつかを習得し、状況に応じてカウンセリングのなかに取り入れていくことは有益です。ちなみに、私はアロマを習得しようと思っています。

メンタルヘルス教育

経営者や管理監督者をはじめ、一般従業員も対象にメンタルヘルス教育を行うことによって、自分自身で心の健康の維持・増進を図ることを促します。

また、管理監督者に教育・研修を行うことによって、悩みや不安のある部下に対して適切な対応・助言などをすることができるようになるという効果も期待できます。さらに、パワハラの抑制も期待できます。

※「パワハラ」とは、「パワーハラスメント」の略称のことで、「上司が権力を利用して、部下に対しできもしない要求で精神的苦痛を与えたり、言葉や態度などによって傷つけたりすること」(現代用語の基礎知識2005より)

最後に、管理・監督者に対するメンタルヘルス教育の内容について、平成11年度の試験問題を記します。

「管理・監督者に対するメンタルヘルス教育の内容を記した次の文章のうち、適切でないものはどれか。

1.社員のメンタルヘルスに関する事業者の基本的考え

2.安全配慮義務に関する知識

3.部下を説得するために必要な技法

4.ストレス・コントロールに必要な知識と技法

5.メンタルヘルス事例の紹介」

解答は「3」です。説得では部下の心の健康を維持・増進することはできません。管理・監督者に対する重要な教育・研修のひとつに、リスナー(傾聴)があり、聴くことがまず大切だということです。

「3」以外の選択肢については、管理・監督者に対するメンタルヘルス教育に、こんなものがあるという程度に知っていればよいと思います。

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