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産業カウンセラーの活動領域(3)~職場における人間関係開発への援助②~

前回の組織開発にあたっての主な手法としては、感受性訓練(ST)、職場ぐるみ訓練、マネジリアル・グリッド、KJ法、ZD運動、QCサークル活動、目標による管理(MBO)などがあります。以下で、感受性訓練、職場ぐるみ訓練について簡単に紹介します。

感受性訓練(sensitivity training:ST)とは、態度変容を目的とした体験学習技法のひとつです。熟練した指導者のもとで、参加者を現実の生活場面から遮断し、10人程度の小グループ(トレーニング・グループ、Tグループ)をつくり、特定のテーマ、訓練日程もなく、相互にありのままの自分を吐露することで、自己理解、対人感受性、行動の柔軟性を高めます。それによって、「その人を、その人らしくする」ことができます。

職場ぐるみ訓練(ファミリー・トレーニング)とは、1つの職場を単位として、その職場のトップがリーダーとなり、自分の職場の問題点・解決方法を発見していく技法です。異なる職場の人々と行う通常の集合研修では、職場に戻ってからその職場の風土や人間関係に影響されるため、行動を起こしづらいという問題があるので、それをクリアーするために、日常の職場を単位としたこのような訓練が組織変革には有益といえます。

このような方法を個人レベルからみると、「対人関係能力の開発」と言うこともできます。対人関係能力の開発にあたっては、①管理監督者のリスナー訓練、②ソーシャル・スキル・トレーニング、③アサーション・トレーニング(アサーションについてはここを参照)、などがあります。

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