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ハーズバーグの2要因理論

ハーズバーグは、人には、「動物として痛みを回避したいという欲求」と「人間として精神的に成長したいという欲求」との2種類の欲求があると考えました。そして、職務に対する不満は前者の欲求に、職務に対する満足は後者の欲求に関連していることを明らかにしました。

ハーズバーグは、満足をもたらす要因を動機づけ要因、不満足をもたらす要因を衛生要因と呼び、2要因理論(動機づけ・衛生理論)を展開しました。

動機づけ要因(満足要因)

充足されれば職務満足に結びつき、欠乏しても必ずしも不満の増大にはならない要因のことです。例として、仕事の達成感業績の承認仕事の責任の程度個人の成長などが挙げられます。

衛生要因(不満足要因)

欠乏すると職務不満に結びつき、充足しても不満の減少にはなるが積極的な満足につながらない要因のことです。例として、会社の政策監督給与人間関係物的作業条件などが挙げられます。

ハーズバーグの理論は、仕事への動機づけにあたって、衛生要因に働きかけて職場から不快・不満を取り除いても、真の動機づけにはならず、動機づけ要因に働きかけていくことが重要であることを指摘しています。

このような考え方のもと、「過度に専門化した職務の中には動機づけ要因は存在しない。職務内容に動機づけ要因を加味するように職務を再設計することが重要である」とハーズバーグは主張しています。「職務充実」の必要性を説いています。

職務充実(job enrichment)とは、従来の職務に管理的な要素を付加し、職務を垂直的・質的に増大させる方策のことです。ちなみに、職務拡大(job enlargement)とは、従来の職務を増加させるものであり、職務を水平的・量的に拡大する方策のことです。

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