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産業カウンセラーの役割(1)

産業カウンセリングは、カウンセリングを「産業の場」に適用するもので、勤労者の人間的成長を援助することがその目的です。

まず、「産業の場」とは、組織化された集団のことで、複数の人々が活動している場のことです。企業をはじめ、行政、学校、病院、非営利組織など、その対象は広範囲です。

次に、「人間的成長」とは、働く人の不安感や焦燥感、職場不適応などを解消するのと同時に、その人の一生涯にわたる発達を援助し、支持することです。つまり、「辛い」と言う人のその現状の解消だけではなく、人間的、社会的な能力の向上を促し、将来における困難、問題をも乗り越えることができるように援助・支持することです。

産業カウンセリングの対象・事項について、平成14年度の試験問題をもとに見ていきます。

「産業カウンセラーの役割や活動領域に関する次の記述のうち、適切でないものの組み合せはどれか?

A.産業カウンセラーは、産業組織で働く人々を対象として、職場生活に関連して起こる問題の解決や対処への援助を行う。背景となる家族や地域の問題等については必然的に対応課題からは除かれる。

B.産業カウンセラーの支援対象は、現に働いている人であり、働くことを求めている段階の人は対象とならない。

C.産業カウンセラーは、メンタルヘルス予防活動にも積極的に関与すべきであり、そのため自律訓練法などのリラクセーション指導技法を習得することが望ましいとの考え方がある。しかし、産業カウンセラーの行うべきことではない。

D.産業カウンセラーは、心理学的知識などを活用して労働現場や企業組織の調査・労働科学的解析を実施し、専門的見地から勤労者の働く場の改善についての提言を行うことが必要である。

E.産業カウンセラーとして、守秘義務は大切に考えなければならない。しかし、その上に立って産業保健チームとの成熟した連携を図ることは大切である。

1.AとB

2.BとC

3.CD

4.AとBとC

5.CとDとE」

解答・解説については、明後日までにアップします。

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